2025年2月12日2025年2月12日エステ王子チャンネル
“つい買ってしまう”心理とは？ 購買意欲を高めるマーケティングテクニック
あなたは、「つい買ってしまった！」という経験はありませんか？
例えば、スーパーに行ったときやショッピングモールで洋服を見ているとき、予定になかった商品をついついカゴに入れてしまうことがありますよね。
なぜ、私たちは「つい買ってしまう」のでしょうか？
実は、これには心理学的な要因が大きく関係しています。
今回は、人々が無意識のうちに影響を受ける「同調傾向」について詳しく解説し、それを活用したマーケティング手法をご紹介します。
「つい買ってしまう」心理の正体は“同調傾向”
スーパーで「売れ筋商品」や「リピート率No.1」と書かれた商品を見ると、「そんなに人気があるなら試してみようかな」と思ったことはありませんか？
また、洋服屋さんで「SNSで話題！」「大人気アイテム」と書かれた商品に目がいってしまうこともあるでしょう。
これは「同調傾向（バンドワゴン効果）」と呼ばれる心理現象のひとつです。
同調傾向とは？
人は、無意識のうちに「他人と同じ行動をとることで安心感を得る」傾向があります。
例えば、以下のような状況では、特にその心理が働きやすくなります。
・「みんなが持っている」→自分も欲しくなる
・「話題の商品」→遅れたくないという気持ちが生まれる
・「ランキング上位」「リピート率90%」→信頼できると感じる
「みんなが使っているなら間違いない」と思い込んでしまうことで、購買意欲が自然と高まるのです。
マーケティングで「つい買いたくなる」仕掛けを作る方法
この「同調傾向」を意識したマーケティング手法を取り入れることで、商品の売上を大きく伸ばすことができます。
具体的な活用方法を見ていきましょう。
セールストークや広告に“みんな使っている”を取り入れる
消費者は「多数派の意見」に影響されやすいため、以下のようなフレーズを取り入れると効果的です。
✅ 「この商品、みんな使っています！」
✅ 「お客様の9割が購入！」
✅ 「40代女性の8割がリピート！」
✅ 「年間〇万個売れています！」
「たくさんの人が選んでいる」という情報を伝えることで、安心感を与え、購買のハードルを下げることができます。
POPやキャッチコピーに“売れている”情報を明記
店頭POPやECサイトの商品ページでも、「つい買いたくなる」要素を盛り込むことが重要です。
例えば、以下のようなキャッチコピーが効果的です。
✨ 「累計販売数〇〇万個突破！」
✨ 「○○エリアで売上No.1！」
売上実績やランキングの情報を記載することで、消費者は「人気商品＝良いもの」と認識し、購入を決断しやすくなります。
SNSや口コミを活用し、リアルな声を見せる
今や、消費者はSNSや口コミを見て購入を決めることが当たり前になっています。
実際に使った人の声を見せることで、「私も試してみたい」と思わせる効果があります。
例えば、以下のような施策が考えられます。
📌 SNS投稿を活用：「インスタグラムで話題！」「口コミで大絶賛！」
📌 レビューの掲載：「購入者の90%が満足！」
📌 インフルエンサーの起用：「人気モデルも愛用！」
実際の利用者の声を可視化することで、消費者の不安を取り除き、「試してみようかな」と思わせることができます。
まとめ：「つい買ってしまう」心理を活用しよう！
消費者が商品を購入する背景には、「同調傾向」という心理が働いていることが分かりました。
この心理を意識したマーケティングを行うことで、購買意欲を高め、売上アップにつなげることができます。
🔹 「みんなが使っている」ことを伝える
🔹 「売れている」「話題になっている」ことを強調する
🔹 口コミやSNSを活用してリアルな声を届ける
このようなポイントを押さえて、ぜひ実践してみてください！
あなたの商品やサービスも、より多くの人に「つい買いたくなる」と思わせることができるはずです。
【詳しい動画はコチラ】
大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。
