2025年2月17日2025年2月17日エステ王子チャンネル

単価が上がらないサロン、売上が上がらないサロンの特徴【10選】

今回は単価が上がらないだけではなく、売上が上がらないサロンにも当てはまる話です。

 

私はこれまで、さまざまなサロンを見てきました。

 

「素敵だな」「オシャレで可愛いな」「こんなサロンに通ってみたい!」と思うようなサロンもあれば、「このサロンではお客様が喜ばないのでは?」「これでは売上も単価も上がらないのでは?」と感じるサロンもありました。

 

今回は、「こんなサロンではダメ!」というポイントを10個ご紹介します。

 

ぜひ最後までご覧いただき、反面教師にしていただければと思います。

 

 

ポスターの色褪せ・破れ

以前、視察したサロンで、入り口に2枚のポスターが貼られていました。

 

そのうちの1枚は色褪せており、もう1枚は破れていました。

 

入り口はサロンの「顔」です。

 

そこに色褪せたり破れたりしたポスターが貼ってあると、「このサロン、大丈夫?」と不安になります。

 

少ないとは思いますが、こうした点は十分に気をつけましょう。

 

 

 

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汚れた椅子

お客様はキレイになるためにサロンに来ています。

 

お客様がサロンに求めているのは、癒しと美しさを提供してくれる非日常の空間です。

 

そんな期待を胸に訪れたサロンで、座る椅子にシミや汚れがあったらどうでしょうか?

「このサロン、大丈夫かな?」と不安に感じ、せっかくのリラックス時間が台無しになってしまいます。

 

お客様はサロン全体の清潔感や細部へのこだわりからも、施術やサービスの質を判断しています。

 

どれだけ優れた技術を持っていても、環境が整っていなければ信頼を得るのは難しいでしょう。

 

特に、単価の高いメニューを提案する際は「このサロンなら安心してお任せできる」と思っていただけることが大前提です。

 

小さな汚れが、お客様の心に大きな不安を与えてしまうことも。

 

だからこそ、椅子やサロン内のインテリアは常に清潔であることを心がけ、清掃を習慣にすることが大切です。

 

清潔で心地よい空間は、お客様が何度も訪れたくなるサロン作りの基本であり、信頼と売上の向上につながります。

 

 

 

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業務用のスリッパ

サロンに入ったとき、まず履き替えるスリッパ。

 

これが、茶色やグレーの業務用スリッパだったらどうでしょうか?

 

「なんだか、味気ないな…」と感じるはず。

 

今は衛生面が重視される時代なので、使い捨てのものを導入されているサロンも多いかと思います。

 

その際も、デザインにもこだわって、おしゃれなものを選ぶのがポイントです。

 

 

 

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枯れた観葉植物

サロンに置かれている観葉植物が枯れていたら…。

 

それはつまり、サロンの手入れが行き届いていない証拠です。

 

さらに、「サロンの管理が雑なら、お客様の施術も雑なのでは?」と思われる可能性もあります。

 

観葉植物は枯らさないようにしっかりお世話をし、ホコリがたまっていないかも定期的にチェックしましょう。

 

 

 

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もらい物のカレンダー

サロンの卓上カレンダーが、貰い物のカレンダーだったら?

 

「このサロン、こだわりがないのかな?」

 

「経費を削減しているのかな?」

 

そう思われてしまうかもしれません。

 

すると、施術や化粧品の質にも不安を感じられてしまう可能性があります。

 

サロンのイメージに合わせて、カレンダー選びにもこだわりましょう。

 

 

 

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安っぽいボールペン

サロンに訪れる新規のお客様にとって、初めてのカウンセリングはとても大切な時間です。

 

そんなとき、カウンセリングシートを記入するために手渡されたボールペンが100円ショップのものや、どこかで貰ったノベルティのボールペンだったらどうでしょうか?

 

お客様は「このサロン、細かいところにこだわりがないのかな…」と無意識に感じてしまうかもしれません。

サロンは非日常の空間であり、お客様に特別感を提供する場所です。

 

施術やインテリアだけでなく、使用する小物にもこだわることで、お客様の満足度は大きく変わります。

 

たとえば、上質でおしゃれなデザインのボールペンを選ぶだけで、サロン全体の雰囲気や印象がぐっと高まります。

 

「細かい部分まで気を配っているサロンなんだ」と感じてもらえれば、信頼感や安心感が生まれ、結果的にリピートや高単価メニューの提案にもつながります。

 

小さなアイテムにもこだわりを持つこと。それが、お客様に選ばれるサロンになるための第一歩です。

 

 

 

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100円ショップのクリアファイル

ビフォーアフター写真やカウンセリング資料を収納するファイル。

 

サロンでお客様に見せるビフォーアフター写真やカウンセリング資料は、サロンの技術力や信頼性を示す重要なツールです。

 

しかし、その大切な資料を収納するファイルが100円ショップのものだったらどうでしょうか?

お客様は「単価が高いサロンなのに、こんな安っぽいファイルを使っているの?」と感じ、サロン全体のイメージに違和感を抱いてしまうかもしれません。

 

サロンは「特別な時間と空間」を提供する場所です。

 

だからこそ、細部にまでこだわりを持つことが大切です。

 

例えば、高級感のある革風のファイルや洗練されたデザインのクリアファイルを選ぶだけで、お客様の受け取る印象は格段に向上します。

 

「ここは細かいところまでこだわっているサロンだな」と感じてもらえると、信頼が生まれ、価格にも納得してもらいやすくなります。

 

サロンのブランドイメージを高めるためには、目に見えるすべてのアイテムに気を配ることが欠かせません。

 

 

 

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安価な化粧品を使用

サロンで使う化粧品が、こだわりのない安価なものだったら?

 

「安い化粧品を使っているのに、どうして単価が高いの?」と思われてしまいます。

 

しっかり結果が出る、質の高い化粧品を使うことが大切です。

 

また、施術中に「この化粧品は〇〇の成分が含まれていて、こういう効果が期待できるんです」と自信を持って説明できれば、お客様の信頼も厚くなり、提案する高単価メニューや物販にも納得していただきやすくなります。

 

化粧品はお客様との信頼関係を築くための「無言のセールスツール」です。

 

こだわりを持って選ぶことで、サロンの価値を高め、リピート率や売上の向上にもつながります。

 

 

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汚れた制服

サロンオーナーやスタッフの制服は、お客様に与える第一印象を左右する大切な要素です。

 

制服が汚れていると、清潔感に欠けて見えます。

 

どれだけ施術の技術が高くても、制服が汚れていては清潔感が損なわれ、お客様の信頼を得るのは難しくなります。

 

特に、制服は毎日着用するものなので、少しずつ汚れが蓄積され、本人は気づきにくいものです。

 

しかし、お客様は初めて訪れた瞬間にその“違和感”を感じ取ってしまいます。

定期的に新品の制服と比較してみることで、自分では気づかなかった汚れやくたびれを確認できます。

 

「制服は消耗品」と割り切り、汚れたらすぐに取り替える習慣を持つことが大切です。

 

常に清潔でパリッとした制服を身につけているだけで、お客様に「このサロンは細部まで気を配っている」という安心感を与えます。

 

結果として、お客様の満足度向上やリピート、単価アップにもつながるでしょう。

 

 

 

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身だしなみに気をつける

髪型がボサボサだったり、根元がプリン状態のまま放置していたり…。

 

こうした状態で接客するのはNGです。

 

エステティシャン自身がサロンの「看板」です。

 

身だしなみに気を配ることで、お客様からの信頼もアップします。

 

 

 

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まとめ

いかがでしたか?

 

「全部当てはまってしまった!」という方も、「1つだけ気をつければOK!」という方もいるかもしれません。

 

清潔感・高級感・こだわりが感じられるサロンこそ、単価も売上も上がっていきます。

 

今日からできることを少しずつ改善して、お客様が「通いたい!」と思うサロンづくりをしていきましょう!

 

 

 

【詳しい動画はコチラ】

 

 

 

 

この記事を書いた人

日本一のエステティシャンエステ王子 width=

小野 浩二 先生(エステ王子)

*エステティックコンテスト全国大会1位

*ビューティ&ウェルネス専門職大学 准教授

*日本スキンケア協会 代表理事

*日本エステティック業協会(AEA)認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。

 

 

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