2023年8月10日2023年9月19日お肌のトラブルケア
日焼け後、 肌ケアのポイント①
7 月、8 月は異常な暑さとなりました。
紫外線の量は大幅に増えたわけではありませんが、
これが温暖化、地球環境の変化なのでしょうか。
しかし紫外線量が増えてないとはいえ、やはり夏の紫外線は気になるとことです。
しみ産生を促すUVB とコラーゲンダメージのUVA、両方とも気をつけなければなりません。
日焼け直後の肌は、簡単に言えば「炎症」状態です。
日焼けは熱傷と同じこと、放置すれば跡となります。
そして一般的な熱傷との大きな差はその時間です。
熱傷の場合は「熱っ!」と感じてすぐ回避します。
しかし日焼けの場合はたいていずっと浴びたままのことが多いはずです。
じんわり、そして過度に紫外線によるダメージが続く状態となります。
紫外線は晴れの日はもちろん、曇りの日でも日蔭でも乱反射して影響があるようです。
海水浴など日焼けの程度が強いと水疱となり、
それが全身に及ぶと脱水から入院レベルとなり、
死に至ることもあるので注意が必要です。
しかしほとんどはそこまでいかず、赤み( 紅斑) となり皮むけ、
そして美容として気になる色素増強となります。
最近は紫外線予防の意識が広まり、
過度の日焼けをすることなくなってはきているのですが、
日焼け止めをたくさん塗ってもやはり影響はゼロではありません。
影響がゼロではないので、その後のケアの仕方によって
肌の直近の経過、数年後の経過は異なってくるのです。
次回は日焼けをするとどうなるのか、
日焼けをした際の正しい処置をご紹介します。
(引用:日本スキンケア協会会報誌vol.16)
記事
濱野 英明(はまの ひであき)先生
テティス横濱美容皮膚科 院長
日本皮膚科学会 皮膚科専門医
一般社団法人日本スキンケア協会 顧問
ヒアルロン酸・ボトックス注入認定指導医
川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。
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