2024年1月16日2024年7月12日エステ王子チャンネル
エステサロンを開業するなら機械とオールハンドどちらのがおすすめ?メリット・デメリットをご紹介
エステサロンを開業する際に、よく皆さん悩まれる『機械での施術』か『オールハンドでの施術』どちらが良いのでしょうか。
実はどちらかが良いのかを決めるといのはなかなか難しいです。
オールハンドで行うか、機械を導入するかというのは皆さんの考え方次第で 決まるというのが答えです。
ただ、機械にもオールハンドにもそれぞれメリット・デメリットがございます。
これをしっかりと理解していただくことが大切ですので、今回はそのメリット・デメリットについてご紹介いたします。
オールハンドのメリット
気持ちよさや力が伝わりやすい
機械でマッサージするのではなく、施術者の手で施術をする方が圧倒的に気持ちよさが違います。
気持ちよさやエネルギーを伝えやすく、伝わりやすいです。
独自のテクニックやこだわりを伝えやすい
サロンの個性やこだわりを施術に反映しやすく、他のサロンとの差別化がしやすいです。
初期コストが低い
サロンを開業する際、オールハンドでの施術でもマッサージクリームやオイルなどは必要となりますが、マシーンの費用はかかりません。
そう考えるとオールハンドの方が、初期費用で考えた場合に、非常に低いコストで抑えることができます。
オールハンドのデメリット
単価を上げにくい
オールハンドでももちろん単価を上げることは可能です。
ですが、開業間もない頃は比較的お店のブランディングができていない状況でメニューを作り、広告を出してもお客様からすると違いが分かりにくかったりします。
そうすると他のオール ハンドで行っているマッサージやリラクゼーションサロンなどと比較をされがちになり、新規の問い合わせがなかなか来ないといったことになってしまいます。
つまり、競合が激しい中で単価を上げにくい傾向があります。
スタッフの研修に時間がかかる
オールハンドの場合、技術が 複雑であればあるほどスタッフ研修に時間がかかってしまいます。
例えば、機械であればある程度回数をこなし慣れると、その機械の力で効果は出しやすいんです。
ですが、オールハンドは、スタッフの技術力次第で効果が変わります。
その技術力をしっかり身につけるためには、やはり比較的機械よりも時間がかかってしまうということです。
スタッフの疲労が蓄積しやすい
ボディマッサージなどの施術は長時間になりますので、スタッフの疲労が蓄積しやすい。
また、スタッフの年齢が上がるほど疲れやすくなるといったこともあります。
機械導入のメリット
単価を上げやすい
いろんなサロンを見ていただくと分かりやすいですが、オールハンドのサロンよりも機会を使っているサロンの方が、比較的客単価の相場が高いと言えます。
なので、客単価を上げたいと思うのであれば、機械を導入する方が単価を上げやすいです。
なぜなら、お客様自身が『機械の方が高い』というそもそもの考えをお持ちの方が多くいらっしゃいます。
結果が一定
機械での施術であれば、新人スタッフからベテランまで統一された効果が期待でき、サービスの品質が一貫しています。
効率的な運営が可能
オールハンドで行う場合は、施術者の手の厚みや温度、あとは経験値によって気持ちよさに差が出ますが、機械だとそういった施術時の技術のズレはあまりありません。
なので、スタッフが多い場合でもサービスが統一され、効率的な運営が可能です。
機械導入のデメリット
高い導入コスト
これは最大のデメリットとなりますが、機械はコストがかかります。
安くても数十万、高いものだと数百万するものがあり、それに応じた高単価の施術が求められることになります。
近隣に同じ機会を導入しているサロンがあると新規客の来店数が下がる傾向がある
近隣に同じ機器を使用する競合店ができると、お客様はまず価格を比較します。
そうすると、機械だけのサロンの場合、お客様は価格を見てご来店されるので新規の体験料金は下がってしまう傾向があります。
つまり、価格競争が激しくなり、新規顧客の取り込みが難しくなる可能性があります。
まとめ
最初にもお伝えしましたが、機械とオールハンドどちらが良いかはサロンのコンセプトやどれぐらいの売り上げを 立てたいのか、どれくらいの人をこなしていきたいのか、どんな人をどういう状態にしてあげたいのか、どんなサービスをしたいのかによって変わってきます。
最終的な成功の鍵は、お客様に提供する価値や差別化を明確にし、独自性を打ち出すことにあります。
ぜひ、今回の内容も参考にしていただければと思います。
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