2024年3月19日2024年3月19日美容と健康のアドバイス

プラス1℃の「温活」で免疫力は5 倍に!

前回は、体温と美容の関係、「プラス1℃の温活を」というテーマでしたが、実は体温は「免疫力」ともかかわりが深いのです。

▶前回の記事はコチラ

 

体温が1℃上がると、免疫力はなんと5 倍にもなるそうです。

 

そんなわけで、美容目的だけでなく、免疫力を上げる意味でも、まさに今、温活を推奨します。

 

 

ちなみに私の平熱は、ホルモンの周期によっても変動しますが、36.3℃~ 36.8℃。

 

理想的な体温です。

 

 

前回もお伝えした通り、食生活の見直しとともに、入浴を見直してみませんか?

 

春になり、暖かくなってくると、どうしてもシャワーで済ませがちですが、温浴で運動よりも深部体温が上がったという研究結果もあるそうです。

 

 

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ヒートショックプロテイン入浴法とは

そこで今回おススメしたい入浴法が、40℃~ 42℃のやや熱めのお風呂にはいる『ヒートショックプロテイン入浴法』で、美容面もあわせてカバーしましょう。

 

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷ついた細胞を修復する働きを持つタンパク質のことで、免疫細胞の働きを強化する力も持っています。

 

『ヒートショックプロテイン入浴法』はそのヒートショックプロテインを増加させる入浴法です。

 

40℃なら20 分、41℃なら15 分、42℃なら10 分、入浴剤など血行促進効果のあるものを使用した場合はマイナス5 分お湯に浸かります。

 

舌下で体温を測りながら入浴し、体温が37℃~ 38℃まであがるのが理想です。

 

お風呂から出たら、しっかり水分をふき取り、暑くても衣服を身に着け保温をすることでヒートショックプロテインは増加します。

 

常温のお水などでの水分補給も忘れずに行ってくださいね。

 

この入浴のあと2 日後までヒートショックプロテインは増加するので、週に2 回くらいがおススメです。

 

ただし、体力に自信のない方、疾患などがある方は医師に相談をしてからにしてください。

 

特に冬は注意してくださいね。

 

低体温の方は今すぐ取り組んでほしいと思います。

 

長い人生を健康に全うするためにもぜひ温活を。

 

 

 

この記事を書いた人

鎌田 南美子 先生

鎌田 南美子 先生

*日本スキンケア協会 認定講師

*日本スキンケア協会認定校「ベル・スールエステスクール」校長

*TotalEsthetic Beautist 代表

*Eyelash salon BellSoeur 代表

「地域一番のサービスとホスピタリティの提供ができるサロン」をモットーに、栃木県と群馬県でエステサロンとマツエクサロンを経営。美容に関する知識や技術を学べる「ベル・スールエステスクール」も開校し、後進の育成にも力を入れている。
2015年、2016年にはミス・ユニバースジャパンのビューティーキャンプにて講師を務め、「美と女性ホルモンの関係」について講義をする。
女性の自立した美しさ、内外面のトータルビューティープロデュースをテーマに日々活動しており、スクール講師やセミナー講師なども積極的に行っている。

 

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