2025年3月14日2025年3月14日エステ王子チャンネル
【エステティシャン・セラピスト必見】経営が安定していないサロンは100%「〇〇」ができていない!
美容サロンを運営されている皆さまにとって、「経営の安定」は永遠のテーマではないでしょうか。
実は、これまで数多くのサロン様を見させていただく中で、経営が安定していないサロンには、ある共通点があることに気づきました。
それはズバリ…
**「物販ができていないこと」**です。
なぜ、物販が経営の安定に直結するのか?
「物販=経営が安定する」
これは一見すると意外に思えるかもしれません。
しかし、実際に安定経営を実現しているサロンは、例外なく物販に力を入れています。
私がこれまでサロンの立ち上げ支援や研修、講座などを通してお話ししてきた中でも、物販ができていないサロンは、ほぼ100%の確率で経営が不安定という傾向が見られました。
もちろん、「物販ができていない=100%経営が安定していない」というわけではありません。
ただし、逆に経営が安定していないサロンを見ると、物販がまずできていないんです。
物販比率は“売上の約30%”が理想
サロンの物販目標として、売上全体の30%を物販で構成できる状態が理想とされています。
たとえば、最低でも売上の3割が物販で安定して入るようになれば、サロン経営は格段に楽になります。
仕入れコストがかかったとしても、リピート率や客単価が上がることで利益率も向上するのです。
物販がリピート率を高める理由
なぜ物販でリピート率が上がるのかというと、物販ができると、実際にリピート率が“見える化”されてくるからです。
もちろん、何を販売するかによっても多少違いは出てきます。
特に安定しているのは「化粧品の販売」です。
化粧品の販売は、単なる売上の追加ではありません。
リピーターづくりにも直結する、大きな経営戦略のひとつなのです。
たとえば、サロンで販売している化粧品を気に入って購入してくださったお客様は、その化粧品を自宅で毎日使います。
すると、自宅にあるその商品を目にするたびに、サロンのことを自然と思い出します。
これは“サロンを忘れない仕組み”になっているのです。
さらに重要なのが、「自分が気に入って使っている化粧品で施術をしてもらいたい」という心理です。
逆に、知らない化粧品や、自分が使っていない商品で施術されると、「肌に合わなかったらどうしよう…」と不安を感じてしまいます。
だからこそ、化粧品を購入されたお客様ほど、再来店率が高くなる=リピーターになりやすいのです。
フェイシャルメニューと物販の相乗効果
経営を安定させたいなら、まず取り組むべきはフェイシャルメニューの強化です。
フェイシャルメニューを充実させた上で、化粧品販売を組み合わせていくことが、サロン経営の安定に直結します。
施術と連動して化粧品の提案・販売を行うことがポイントです。
フェイシャルメニューと物販、この2つがうまく噛み合えば、サロン経営は長期的に安定し、無理な集客や値引きに頼らない経営が可能になります。
また、ボディメニューや痩身を受けているお客様の中から、一定の割合をフェイシャルメニューに導いていく導線作りも非常に重要です。
これは「勧誘」や「押し売り」といったネガティブなものではなく、あくまで“お客様の美容のトータルサポート”としての自然な流れを作っていくことです。
実際に安定しているサロンの特徴とは?
これまで私が見てきた中で、物販比率が20〜30%を超えているサロンは、ほぼ例外なく安定した経営をされています。
一方で、物販比率が0〜5%と極端に少ないサロンは、売上の浮き沈みが激しく、毎月の下支えがありません。
化粧品の販売をしっかり行っているサロンでは、月商の最低ラインが自然と安定してくるのです。
最後に:これからのサロン経営で本当に大切なこと
これからの時代、「技術力」だけで選ばれるサロン運営では限界があります。
だからこそ、フェイシャルメニューを強化し、物販提案まで含めた総合的なサロン運営が必要です。
ぜひ、あなたのサロンでも、「リピーターを増やしたい」「もっと安定した経営をしたい」と思われているなら、フェイシャル×物販の強化を、今こそ見直してみてください。
きっと、数字としても、お客様の満足度としても、目に見える結果が現れてくるはずです。
【詳しい動画はコチラ】