2019年3月26日2019年3月26日スキンケアの基礎知識,美容コラム
美容&スキンケア情報「しみ・たるみを考える 1」
しみ・たるみを考える 1
『しわ、たるみ』は美容において永遠のテーマです。
これらを改善する方法がたくさん存在し、需要が多い分野でもあります。
『しわ、たるみ』は、ここだけを改善すれば治るというものでもありません。
複数の原因が関与して、しわ、たるみを形成しています。今回はこれらについて記載いたします。
「しわ」には代表的ものが4つあります。
①表情でできるしわ
②もうすでに溝となっているしわ
③乾燥による小じわ
④毛穴の開きによるしわ
それぞれ原因が異なりますが、一部相まっている部分もあります。
①表情で形成されるしわの代表は、眉間、額、目じりのしわです。
これは、それぞれに作用する筋肉の過剰収縮により、皮膚が引っ張られて形成されます。
つまり筋肉は、繰り返し収縮することでより縮もうとしている状態へ変化、柔軟性が低下していきます。
平たく言えば、質の悪い筋肉になるのでしょう。一般的に顔筋体操などがクローズアップされていますが、
より収縮を強くしてしまう原因にもなるので、強くやることはおすすめしません。
しかし筋肉をほぐす(代謝、ポンプ機能をよくする)という意味合いで筋肉を動かすのであれば、
しわ、たるみの解消につながることが考えられます。
②すでに溝になっているしわ、これは表情筋による繰り返しの収縮の結果できてしまうものや、
たるみが原因で線になってしまうものがあります。表情をつくらずとも出ているしわ
、皮膚の中の真皮層では、線維成分が疎になり、土台が軟弱になります。
だから溝になりやすくなります。また、たるみなどの原因により、
常に線が入っている状態が続くと、当然しわになります。
③乾燥による小じわは、よくみられる現症です。皮膚が乾燥することで張力が増してしまい、
溝を作りながら伸びようとし、見た目では細い長い線が頬をはっていきます。
④毛穴の開きによるしわは、なぜ?と思われるかたが多いと思います。
厚紙に画びょうで直線的に穴をあけると、厚紙は折れ曲がりやすくなりますよね。
これは皮膚にとっても同じことです。画びょうの穴を毛穴と考えれば、
皮膚にしわができやすくなる要因となります。また毛穴が連なった状態がしわに見えることもあります。
このようにしわ一つとっても様々な原因があり、それぞれ相互に影響し合っているようです。
美容医療ではこれらの治療として、ボトックス、ヒアルロン酸の注入、メソポレーション、
光治療など様々な施術を行って対処していきます。
もちろんそれぞれの原因を考えれば、エステの手技でも十分予防、改善できる内容です。
次回は、たるみについて記載いたします。
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