2020年5月3日2020年5月3日皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア
太陽光を知る②
太陽光を知る②
今回は、前回に引き続き太陽光線についてお伝えします。
前回:https://www.skincare.or.jp/wp/skincare/sun_1/
前回のおさらいで、太陽光線の主な生物作用は、UVBがビタミンD合成、
サンバーンとメラニン合成誘導(サンタン)、発がんがあり、
UVAはしわ、たるみ、しみなどの光老化や発がんがあります。
また可視光線や近赤外線には光老化促進または抑制(治療)があります。
地上に達する紫外線は太陽からの直接的なもの以外に、実は散乱されて届くものもあります。
空気中の分子やエアロゾル粒子に太陽から光があたって散乱したものがあるのです。
直射日光を避けようと木の下にいても光が空気中の分子とぶつかり散乱し、
多少なりとも肌に当たっていると考えられます。
また砂浜、水面、アスファルトも反射しますし、
何といってもスキーやスノーボード時の雪山、雪面は一番散乱光が強いと言われています。
天候による紫外線も皆さん気になるところと思います。曇りの日でも日焼けした経験はありませんか?
実は晴天時100%とした時、雲が多少ある時85%、曇りの時60%、
雨の時30%の紫外線量が降り注いでいるようです。
曇りや雨の日でも決して紫外線量はゼロではなく、
日焼け止めが必要なことがわかると思います。
紫外線はとにかく長年かけて蓄積した影響が、いつしかしみ、しわ、
たるみとなっていすれ現れます。いかに予防するかが美肌の極意ともいます。
記事
濱野 英明 先生
テティス横濱美容皮膚科 院長
日本皮膚科学会 皮膚科専門医
日本スキンケア協会 顧問
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