2021年3月12日2024年3月14日スキンケアの基礎知識,美容コラム
唇のケアと唇のマッサージ
本日は、「唇のケアと唇のマッサージ」についてお伝えします。
唇のケア・マッサージ、していますか??
顔の真ん中にあるにも関わらず、唇は粘膜な為、スキンケアでは省かれてしまいがちです。
特別なお手入れがされないと、特に冬の季節は子供から大人まで唇の乾燥が気になるのではないでしょうか?
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唇の特徴
唇とは、赤く見える部位のことで、唇は他の皮膚とは違う皮膚構造になっています。
表皮の角質層がとても薄く、汗を出すための汗腺がありません。
さらに、日焼けをしても黒くならず、それは唇にメラニン色素がほとんど無い事が言えます。
唇には毛が生える毛包も無く、しかし、通常は毛包と共に存在する皮脂線が独立して存在していると言われています。
唇の赤い色は、透けて見える毛細血管の血液の色で、歳を重ねると色が薄くなっていく傾向があります。
唇のトラブル
唇のトラブルは乾燥や刺激によるものが多く、荒れや、シワ、皮むけ、ごく稀に唇に色素沈着などがあり、強い紫外線にさらされた時は、唇も日焼けをします。
メラニン色素がほとんどない分、日焼けによるダメージを受けやすい箇所と言えるでしょう。
唇のケア・お手入れ方法
唇は日焼けをしやすい箇所です。
日焼け止めをお顔全体に塗る習慣のある方でも、意外と唇に日焼け止めを塗る事を忘れていませんか?
乾燥や火照り、荒れを防ぐ為にも、日焼け止めを付けるか、UVカットのリップクリームで保護すると良いでしょう。
また、唇は粘膜であるので化粧品などは染みることがあります。
唇専用のリップクリームや、ワセリンなど口に入っても安全な物でたっぷりと保湿しましょう。
また、唇の容貌として気にされるのが、唇の縦に入ったシワですが、この唇の縦シワは、唇を動かす上で重要な役割を担っています。
なので、少し縦に線が入っているのが普通で、乾燥や荒れている場合は、その縦のシワの周りに、乾燥で出来た小ジワが現れます。
唇のターンオーバーは大変短く3〜5日で、正しいお手入れをする事で、すぐに生まれ変わります。
唇のケア・マッサージ
以上の様に、唇の血色は年齢を重ねるごとに、くすんでいくので、毛細血管の血流を促す為にも、唇のマッサージが有効でしょう。
①唇の赤部分からはみ出すように唇専用の保湿クリームを塗布しましょう。
特に乾燥が激しい場合は、上唇、下唇とそれぞれにラップなどをかけて息が出来る状態で5分位時間を置き蒸らし柔らかくしましょう。
②柔らかくなった唇に、更にたっぷりとクリームをつけて、清潔な中指で優しく、まずは唇の周辺、口輪筋を刺激し円を書く様にクルクルとなぞります。
右回り、左回り同じ回数行いましょう。
目安として1回のマッサージ、1方向10回位。
③唇周辺、口輪筋の緊張をほぐしたら、唇をマッサージしていきます。
口角から唇の山に向かい、中指で点で刺激しましょう。
1プッシュ3秒くらいを目安にすると良いでしょう。
左右の口角から、山に向かって進みましょう。
下唇も同じ様に、口角から、真ん中へ向かう様に点でプッシュし、毛細血管の血液を一気に流しましょう。
④次に、唇の真ん中から、口角に向かって、中指で優しくクルクルと円を描くように、マッサージし、乾燥による縦シワを伸ばすことを意識しましょう。
少しのマッサージですが、潤い、血色が良くなりますので、毎日のスキンケアに取り入れ見てください。
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また、口角の上がり下がりは、お顔の印象を大きく左右します。
口角が下がっていないか、普段無意識の唇の状態にも意識を向けて、血色よく、潤いがあり、口角の上がった口を目指しましょう。
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