2022年5月9日2022年5月9日スキンケアの基礎知識,美容コラム
ラベンダー等の精油にはどんな特徴があるのか、代表的な精油をご紹介します
『代表的な精油』
★イランイラン
[基源]
熱帯に育つバンレイシ科の植物から抽出。
[主成分]
リナロール、ゲラニオール、酢酸ベンジル、安息香酸メチルなど。
[特性]
皮脂分泌のコントロール、肌の収れん効果。強い甘い香り。
[その他の情報]
イランイランの名前は「花の中の花」という意味です。
★グレープフルーツ
[基源]
アメリカやイスラエルなどで育つミカン科の植物から、熱に弱いので圧搾法で抽出。
[主成分]
リモネン、ベルガプテン。
[特性]
胃やリンパ系の働きを改善します。また、血行促進効果があることから、肥満やセルライト防止効果。さわやかな甘過ぎない香り。
[その他の情報]
「ベルガモット」「レモン」などとともに光毒性を持っており、紫外線に反応し、皮膚に炎症を起こし、色素沈着する場合もあります。
★ペパーミント
[基源]
多くの国で得られるシソ科の葉から抽出。
[主成分]
メントール、メントン。
[特性]
リフレッシュ効果があり、花粉症や頭痛にも効果的です。日本ではミント(ハッカ)の仲間として古くから親しまれている香り。
[その他の情報]
皮膚への刺激を受ける人もいるため、1%を上限として使用することが推奨されています。
★ラベンダー
[基源]
シソ科の植物で、花と葉から抽出します。原産はヨーロッパのアルプス地方にある高原地帯ですが、日本の北海道富良野のラベンダー畑も有名。
[主成分]
酢酸リナリル、リナロール、ラバンジュロールなど。
[特性]
安眠、精神的なリラックスの他、炎症やかゆみ抑制。
[その他の情報]
免疫力の向上が期待され、柑橘系の次に人気の高い香りで調合香料にもよく使用されます。
★ロ一ズ
[基源]
ブルガリア、モロッコ、トルコなどの産地で花から抽出。
[主成分]
フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロールなど。
[特性]
精神面に働きかける力が強く、情緒不安定な時に使用すると安らぎを与えてくれるといわれています。PMS や月経痛を緩和してくれる他、肌をひきしめ、キメを整え、ハリを与える効果があります。
[その他の情報]
多くの花からわずかな量しかとれないため、希少価値があります。
★ローズマリー
[基源]
フランスやスペイン、イタリアなどが産地ですが、日本でもよく見かけ、ローズマリーの葉から抽出。
[主成分]
1.8-シネオール、カンファーなど。
[特性]
血行促進作用、発汗作用、利尿作用もあります。収れん作用、皮脂分を抑制効果。精神的な疲労回復。
[その他の情報]
強い香りを持ちハーブの1種で、頭をスッキリさせます。基礎化粧品にも使用され、特にニキビ用化粧品に使われています。
《参考書籍》
日本スキンケア協会公式テキスト「しっかり学べるスキンケア教本」
著者
小野 浩二(おの こうじ)先生
エステティックコンテスト全国大会1位
一般社団法人日本スキンケア協会 代表理事
日本ダイエット健康協会 理事
日本エステティック業協会(AEA)認定講師
大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書.DVD25冊出版
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