2022年5月16日2022年5月16日お肌のトラブルケア,スキンケアの基礎知識,美容コラム

【紫外線と肌トラブル】紫外線と肌トラブルの関係性とは

今回は紫外線と肌トラブルとの関係性ついてご紹介します。

肌老化の原因には、身体機能の衰えによる自然老化と紫外線による光老化があります。

強さに比例し、日焼けを繰り返した人ほど進むため、実年齢よりも老けて見える人も少なくありません。

 

日光は、波長によって

・紫外線

・可視光線

・赤外線

の3つに分類できます。

紫外線は殺菌効果というメリットもありますが、過度に浴び過ぎると皮膚の細胞を傷つけるため老化を引き起こす原因となります。

 

 

 

 

紫外線の量は季節や天候によって変わり、曇りの日でも快晴の日の50〜60%程度の紫外線量に達します。

また、夏以外の4〜5月や9〜10 月も強いため注意が必要です。

 

そして、紫外線は波長によって

・UV-A

・UV-B

・UV-C

の3つに分類されます。

 

皮膚は強い日光を浴びるとダメージを受けます。

皮膚の色が濃くなるだけで、なく、皮膚が赤く腫れ、火照ってピリピリとした痛みを感じます。

これが一般的に「日焼け」といわれるもので医学的には「日光皮膚炎」と呼ばれています。

 

 

 

 

色素を作りだすメラニンは、紫外線を吸収して体内への害を食い止める働きがありますが、強い日光を受けた直後の肌は、強烈な紫外線に対してメラニンの量を十分に準備できないためヤケドのような状態となります。

その後、炎症が治まると増産されたメラニンによって皮膚の色が濃くなります。

 

ですが、しばらく日光に当たらずにいるとメラニンの生産は通常に戻り、大量に作られたメラニンはやがて角質とともに剥がれ落ち、肌の色は元に戻ります。

 

 

〈参考書籍〉

日本スキンケア協会公式テキスト「しっかり学べるスキンケア教本」

 


著者

小野 浩二(おの こうじ)先生

エステティックコンテスト全国大会1位

一般社団法人日本スキンケア協会 代表理事

日本ダイエット健康協会 理事

日本エステティック業協会(AEA)認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書.DVD25冊出版

 

 

 

 

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