2022年5月30日2024年5月17日美容コラム
植物性エキスのオーガニック化粧品はどんな成分が含まれてるのか
長い歴史の中で使用されてきた植物成分の中で、効果や安全性が認められたものが使用配合されています。
単独で使用するだけでなく、組み合わせにより相乗効果が出るものもあります。
① アロエ
100種類以上あるアロエのうち、使用されるのは 10種類程度。
保湿効果に優れ、他の保湿成分と組み合わせると更に相乗効果を得ることができる。
皮膚の損傷の回復効果やメラニン生成を抑制するだけでなく、ヒアルロン酸産生作用があると研究され、注目されている成分。
粉末は水を含むとゲル化してソフトな感触のスクラブ効果を得られるので洗顔料や石鹸に多く使用されている。
② イタドリエキス
アジア各国に分布するタデ科植物イタドリの根や茎から抽出されたエキス。
収れん効果、保湿効果に優れているので、キメを整える商品に多く使われている。
近年は、酵素チロシナーゼの働きを抑えるという研究がなされ、美白効果が期待されている。
③カモミラエキス
カミツレの花から抽出したエキスで、淡黄色、赤褐色、緑褐色などの液体。
花にはカマズレン、アズレンなどの成分が含まれ、保湿、消炎、収れん、血行促進などの他、シミやソバカスなどの色素沈着を抑える効果もある。
④キャロットエキス
カロットエキスとも呼ばれ、西洋にんじんを圧搾して得られる無色から淡黄色の液体。
ビタミンA・B・C・D・E を多く含み、皮膚の代謝促進、血行促進、また皮膚の保湿維持、シミを薄くするなどの効果で多く化粧品に使用されている。
また、色素として使用されている。
⑤パパイン
パパイヤの果汁から得られる白色から淡黄色の粉末で、たんぱく質中のペプチド結合を切断し、アミノ酸に分解する作用がある。
たんぱく質分解酵素として、余分な角質を分解して皮膚を滑らかにするので、基礎化粧品に使用されている。
また、ヘアケア用品にも使用されている。
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