2022年10月26日2022年10月26日スキンケアの基礎知識,美容コラム
オーガニック化粧品や無添加化粧品の特徴と効果をご紹介します
肌にも環境にも良いことから、
ここ最近人気のあるオーガニック化粧品や無添加化粧品についてご紹介します。
これらの化粧品は、各メーカーによって
香料が入っていないものを無添加と呼んだり、
防腐剤を配合していないものを無添加と呼んだりと、基準が異なります。
ただし、
「無添加だから安心!オーガニックだから肌に優しい!」
と思い込まず、成分を確認し、自分の肌に合っているかどうかで使い分けることが大切です。
【天然成分】
◆油脂
1,オリーブオイル
→酸化しにくく、皮膚に潤いを与える
2,椿オイル
→抜毛、フケ、かゆみ防止などにも効果的、髪の弾力性もアップ
3,ヒマシ油
→エモリエント効果がある
◆ロウ類(ワックス)
1,キャンデリラロウ(カンデリラ)
→ヘアワックスや口紅に使用されている
2,カルナウバロウ
→硬くてもろいワックス。脱毛ワックス剤などに使用されている
3,ホホバ油
→皮膚表面の水分の蒸発を防ぎ、刺激性がなく酸化安定性に優れ、肌馴染みも◎
4,ミツロウ
→わずかに特異なにおいあり、手作り化粧品によく使用されている。
5,ラノリン
→肌への親和性が高く、胞水力に優れ、肌への粘着性があり、柔軟化作用もある。優れた乳化性もあり
◆植物性エキス
1,アロエ
→水を含むとソフトな感触のスクラブ効果を得られる。洗顔料や石鹸に多く使用されている。
2,イタドリエキス
→酵素チロシナーゼの働きを抑え、美白効果が期待されている。
3,カモミラエキス
→保湿、消炎、収れん、血行促進、シミや雀斑の色素沈着を抑制の効果がある。
4,キャロットエキス
→ビタミンA・B・C・D・Eを多く含み、皮膚の代謝促進、血行促進、保湿維持、シミを薄くするなどの効果がある。
5,パパイン
→タンパク質分解酵素として、余分な角質を分解する効果がある。
◆天然の防腐剤
1,トコフェロール
→血行促進作用や、皮膚の老化防止が期待される。化粧品だけでなく食品の酸化防止剤としても使用されている。
≪参考≫スキンケア協会 スキンケアアドバイザー資格公式テキスト「しっかり学べるスキンケア教本」
記事
小野 浩二(おの こうじ)先生
エステティックコンテスト全国大会1位
一般社団法人日本スキンケア協会 代表理事
日本ダイエット健康協会 理事
日本エステティック業協会(AEA)認定講師
大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書.DVD25冊出版
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