【管理栄養士に学ぶ】食物酵素 について

私たちの体内では様々な酵素が働いています。

しかしながらその大切な酵素が30 代をピークに減少していることをご存知でしょうか。

その為、年齢を重ねるごとに食べ物から摂取することが重要になります。

 

【酵素の体内での働き】

体内のあらゆるところで酵素は活躍しています。

 

酵素を摂取することで新陳代謝が高まり、ダイエット効果や肌の再生が早まり美肌効果、血流が良くなり冷え性改善など様々な効果が期待されます。

 

この酵素をいかに摂取するかが、美肌への第一歩に繋がります。

 

酵素には代謝酵素、消化酵素といろいろな種類がありますが、今回は食物に豊富に含まれる食物酵素についてご紹介します。

 

野菜や果物、発酵食品には酵素が豊富に含まれていますので、正しい方法で酵素を余すことなく摂取しましょう。

 

食物酵素というとイメージしにくいですが、「パイナップル」をイメージして下さい。

パイナップルをたくさん食べると舌がヒリヒリするという経験をしたことはありませんか。

 

これはパイナップルに含まれるブロメラインというたんぱく質分解酵素が原因です。

 

この酵素を利用したのが酢豚です。

パイナップルの食物酵素の力を使って、お肉を柔らかくすることが可能になりました。

 

他に豊富に含む食品として、

キウイ、

パパイヤ、

レモン、

アボカド、

玉ねぎ、

キャベツ、

きゅうり、

大根、

山芋、

味噌、

醤油、

納豆

など多くの食べ物があります。

 

 

 

 

酵素を摂取する際のポイント

酵素ですが摂取する際には下記のポイントに気を付けて下さい！

 

熱に注意

酵素は熱に弱く、48 度以上で死滅してしまいますので熱をかけずに調理しましょう。

味噌にもたくさんの酵素が含まれていますが、味噌汁を作る際、味噌を溶いて煮立ててしまうと効果はなくなってしまいますので、直前にサッと溶かして召し上がるようにしましょう。

 

 

すりおろす

すりおすことで細胞膜が破れ、酵素をさらに摂取しやすくなります。

また食べる直前にすりおろすことがポイントです。

 

 

よく噛んで食べる

細かく咀嚼することで、消化を助け酵素の無駄遣いを減らします。

 

噛むことでアミラーゼという酵素も豊富に分泌されるので、噛むことは非常に大切です。

 

少しの工夫で多くの酵素を摂取し、新陳代謝を高めていきたいですね。

今食べている物が未来の自分を作ります。私たちの身体は食べ物からできていることを常に意識しましょう。

 

 

 

 

この記事を書いた人

飯田　真莉（いいだ　まり）先生

管理栄養士/ サプリメントアドバイザー
株式会社ユー・ディー

クリニックやエステサロンのスタッフ様向けに栄養の勉強会などを実施。

 

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