2022年2月18日2022年2月18日お肌のトラブルケア,美容コラム
環境が変わるとなぜ肌トラブルがおこりやすいの?
こんにちは。
もうすぐ春ですね、春といえば別れと出会いの季節です。
卒業や転職、引っ越しや新学期などで、新しい環境を迎えられる方が多いのではないでしょうか。
では、環境が変わったタイミングでお肌の変化やトラブルを感じた事はありませんか?
今回はそんな環境の変化で起こる肌トラブルについてお話していきます。
なぜ環境が変わるとお肌に異変が起こるのでしょう。
■考えられる原因⚡️
環境が変わった際に肌がピリピリするなどいつもとは違う肌になってしまう原因として、急激な環境の変化、食生活の変化、睡眠不足、そしてストレスであると考えられます。
睡眠不足や食事の変化によって、内分泌系、血液循環、代謝機能に影響を与えて肌に影響を及ぼしてしまいます。
そして、血液によって運ばれる栄養が滞ってしまうことにより、良い角層を作って皮膚を維持することができなくなってしまいバリア機能が低下してしまいます。
また、精神的な部分でもあるストレスを引き起こすことによって、脳で分泌された情報伝達物質が神経系、免疫系、内分泌系に影響を与えます。
これにより、肌の水分保持機能、皮膚分泌機能、バリア機能が低下してしまうのです。すると、様々な肌トラブルを引き起こすことになります。
■スキンケアのポイント
環境の変化が原因で引き起こされる肌の変化には、なるべく肌に刺激を与えないようにすることが必要です。
まず、洗顔方法として、普段より念入りに泡立てて、やさしく洗います。
そして水、またはぬるま湯でいつもより、やさしく洗います。
洗い残しが絶対に無いように注意します。洗い残しはさらに肌に刺激を与えてしまいます。
顔の水分をふき取るタオルはもちろん清潔なもので、肌にやさしい素材のものを使用しましょう。
そして化粧水をつける際には刺激を抑えるためにコットンは使用せず、手で馴染ませるように保湿します。
また、肌に刺激を与えてバリア機能をさらに低下させないためにマッサージなどは控えます。普段とは違う肌に焦りがちになりますが、慌てて色々なものを使用してはいけません。
いつものケアをする中で肌に刺激を与えないように肌をいたわりながら洗顔を行い、化粧水と乳液でケアをするといったシンプルなケアで良いのです。
そして、肌がいつものように戻っても、しばらく(1週間くらい)はこのようなケアを続けることも重要です。
参考:「しっかり学べるスキンケアカウンセリング教本」日本スキンケア協会 公式テキスト
著者
小野 浩二(おの こうじ)先生
エステティックコンテスト全国大会1位
一般社団法人日本スキンケア協会 代表理事
日本ダイエット健康協会 理事
日本エステティック業協会(AEA)認定講師
大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書.DVD25冊出版
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