2021年8月11日2021年8月11日美容コラム
表情筋の衰えは老化につながる?
こんにちは。
人は泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだりと
色々な表情ができます。
これらの表情は顔の 20 種類あまりの筋肉で作られていて、
この顔の表情を作っている筋肉を『表情筋』といいます。
表情筋は、体の筋肉と同じように放っておくと老化して衰えていきます。
これが顔のたるみの原因の一つとされています。
主な表情筋
●眼輪筋(がんりんきん)
目の周りにある筋肉で目を閉じる筋肉。
この筋肉を鍛えることで、目元に張りを与え、目じりのシワの予防にもなります。
●皺眉筋(しゅうぴきん)
眉毛をしかめる時などに収縮する筋肉。
目の疲労に関係する筋肉で、睡眠中にも収縮します。
(加齢と共に眉毛も下がってきます。
きりっとした眉毛になることで、若々しさが戻ってきます)
●側頭筋(そくとうきん)
あごを閉じたり、引いたりする筋肉。
老化と共に垂れ下がってきます。
側頭筋の緩みはフェイスラインのたるみに影響してきます。
●前頭筋(ぜんとうきん)
額から頭頂部に向かっている筋肉。
顔全体の筋肉を引っ張っている筋肉で、この筋肉を鍛えることによって、
額のシワ、顔全体の引き上げ効果が期待できます。
●上唇挙筋(じょうしんきょきん)
上唇と鼻を引き上げる働きをする筋肉。
●大頬骨筋(だいきょうこつきん)
口角を斜め上に引き上げる筋肉。
笑う時に使われる筋肉で、この筋肉が衰えると頬のたるみの原因になります。
頬の部分はシミやくすみができやすいので、
この部分の血流を良くして、新陳代謝を良くすることが大切です。
●小頬骨筋(しょうきょうこつきん)
上唇を後上方に引き上げる働きをする筋肉。
この筋肉が衰えるとたるみの原因になります。
また、脂肪がつきやすい部分でもあります。
●頬筋(きょうきん)
頬の下にある筋肉。物を吸う時に使う筋肉。
この筋肉を鍛えることで、リフトアップし、小顔効果も期待できます。
●口輪筋(こうりんきん)
口の周りを囲んでいる筋肉。
唇を閉じる時や、口笛を吹く時に使われる筋肉で、この筋肉を鍛えることによって、
老化による口のたるみを予防し、つやのある唇を作ります。
引用:「しっかり学べるスキンケア教本」
一般社団法人日本スキンケア協会
スキンケアアドバイザー資格公式テキスト
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