2022年1月4日2022年1月4日美容コラム
生活習慣が乱れると美肌は遠のく
こんにちは。
肌は外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つで構成されています。
その中でもスキンケアで重要とされているのは「表皮」です。
そしてとくに大切なのが、表皮の一番上にある「角質」層です。
角質の主な役割は、次の2つです。
①肌を守るバリア機能
②水分保持
そしてこの角質が正常かどうかで
肌のよしあしの多くが決まってきます。
角質を正常に保つために意識すべきことは、「ターンオーバー」です。
生まれたての表皮細胞は、年齢などにより個人差がありますが、
約2〜4週間後には「角質」になり、
さらに約2週間後にはその役目を終え、垢として剥がれ落ちます。
この一連の肌の生まれ変わりの流れをターンオーバーといいます。
ターンオーバーの周期は、年齢を重ねるごとに長くなっていきます。
年を取ると傷が治りにくくなるのは、これが理由です。
化粧品のCMで、「ターンオーバーを正常に保つ……」といった文言を見たことがあると思いますが、これはこの周期を正常に保つということです。
ターンオーバーが乱れると、
薄く、傷みやすく、水分保持力も低い、
弱々しい未熟な角質が生まれます。
弱々しい角質は剥がれやすく、カサつきや皮むけを引き起こします。
また、未熟なためにバリアとしての能力も低く、
それを補おうと過剰に皮脂が出るようになることも。
反対に、自然に剥がれるはずの垢がたまり、
角質層がつまってしまうこともあります。
これは「角質肥厚」と呼ばれ、角質が厚くなるために肌がごわごわした状態になり、くすみの原因にもなります。
このように、ターンオーバーが乱れると、
角質が異常を起こし、肌の状態が悪くなってしまいます。
ターンオーバーが乱れる原因はさまざまですが、
生活習慣の乱れがその大きな一因!
喫煙や過度の飲酒はもちろん、睡眠不足、
栄養不足、食生活の乱れなどが挙げられます。
いくらスキンケアをしても、その生活習慣を見直さなければ、
肌は根本的に改善されないのです。
これらを整えることで、よい状態の肌が生まれ、
キメの整った、きれいな明るい肌を手にすることができるのです。
参考:「なぜ、一流の男は肌を整えるのか?」
小野浩二:著
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