2021年2月19日2021年2月19日スキンケアの基礎知識,美容コラム
マスクでの肌荒れ急増!マスクの下のお肌は大丈夫?
マスクでの肌荒れ急増!マスクの下のお肌は大丈夫?
本日は、「マスクでの肌荒れ急増!マスクの下のお肌は大丈夫?」についてお伝えします。
外出の際に、マスクを着用する様に
なって1年が経ちますね。
最近、「マスクで肌が荒れた!」と、
サロンに駆け込むお客様が多くなっています。
あなたのお肌は、
「マスク荒れ(マスクでの肌荒れ)」
していませんか?
【マスク着用で肌荒れする原因は?】
1.マスクの素材による刺激
マスクの素材は、ガーゼなどの綿から、
息のしやすいポリウレタン、
ポリエステルのマスクなどがあります。
他にも、不織布に使われている、
ポリエチレン、ポリプロピレンや、
それを接着している成分が、肌に摩擦を与え、
その摩擦が刺激となり、赤くなりヒリヒリ痛い、
乾燥する、などの肌荒れの原因となります。
2.マスク内に雑菌が繁殖
マスクは、花粉、ウイルスを通しにくくする為に
通気性は少ないものが多く、マスクの内側には
雑菌が溜まりやすいのです。
口の中には、もともと雑菌が多く、会話や、
くしゃみなどで、雑菌を含んだ
飛沫がマスクに移ります。
通気性の悪く、湿度の高いマスクの内側は、
その様な雑菌が繁殖しやすい環境といえ、
ニキビや、出来物が増える場合は、
これが原因となりえます。
3.マスクによる乾燥
最後に、2.とは逆の事の様に
思うかも知れませんが、
マスクを付けていると、
乾燥を起こします。
マスク自体に、肌に必要な潤いを
持っていかれてしまう為です。
これは、特に元々乾燥肌の方に
多いのが特徴です。
鼻、頬、口の周りがカサカサする、
シワが目立つ様になった。
と言う方は、これが原因かも知れません。
【どうする?マスクでの肌荒れ対策】
マスクをしていると肌のバリアゾーンまで
弱まると言われています。
バリア機能が衰えた肌は、
外から病原菌が体内に侵入したり、
知覚神経を刺激したり、
メラノサイトも刺激され、シミ、
色素沈着までに影響を及ぼします。
では、これからのwithマスク生活、
一体どうしたら良いでしょうか?
1.マスクを選びましょう!
顔に合った大きさの、あなたの肌に
優しいマスクを選びましょう。
シルク、オーガニックコットンや、
ガーゼ素材のマスクや、
また、そのほかの素材でも、
自分の顔の大きさや型に
ピッタリと合ったマスクを選ぶ事で、
肌の負担は大きく軽減します。
耳が締め付けられて痛い、
少しゆるくて何度も上げ直す、
何度も洗濯して少し小さく
なってしまったマスク。
チクチクするけど我慢して
使っているマスクなどは、
心地良くつけられるマスクに
替えていきましょう。
2.肌に合ったスキンケアを!
脂性肌の方は、マスクを外した後、
手を洗う感覚で、
鼻や口元の洗顔をすると良いでしょう。
蒸れて繁殖した雑菌が、肌に付着し、
皮脂を餌にどんどん繁殖していくのが、
マスクネ(マスク+アクネ)と呼ばれる
マスクで出来る、ニキビのことです。
また、マスクも、一度外したら
他の新しいマスクを付ける。
など気をつけて、間違っても
二日連続で同じマスクを
つけるなどは絶対にやめましょう。
また、反対に、乾燥肌の方は、
マスクを付ける前に
良く保湿をしておきましょう。
マスクをしていても、
UVカット加工で無ければ
紫外線は通すものが多いです。
紫外線は、お肌を乾燥させる原因です。
これから紫外線の強くなる
季節にはマスク下の
UVカットケアも充分に行いましょう。
そして、どの肌タイプでも、
マスクで見えないからと気を抜かず、
刺激からの保護、洗浄、保湿、
紫外線対策に気をつけて、
マスクの下で美しい肌を育て、
マスクから解放される時期を待ちましょう。
記事
小野 陽子 先生
日本スキンケア 協会認定講師
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プロとして
自信を持って美肌アドバイスができるようになる!
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