2020年12月7日2020年12月7日スキンケアの基礎知識,美容コラム

スキンケアの一つ、シミ対策について

スキンケアの一つ、シミ対策について

 

本日は、スキンケアの一つ、シミ対策についてお伝えします。

 

 

大手製薬会社が2014年に行った「男性のシミ」実態調査によると、

なんと30~50代の男性のうち3人に1人が、

シミに悩みを抱えていることがわかりました。

 

 

さらにそのうち、6割の男性が

「シミのケアをしなかったことを後悔している」と答えています。

 

 

シミは、いったんできてしまうと、かんたんに消すことはできません。

レーザーなどの特殊なケアや、長期的な美白のスキンケアが必要になります。

 

 

それにもかかわらず、シミはすぐに現れるわけではなく、

長年のダメージの蓄積によって現れるため、

多くの人がケアを怠りがちです。

 

 

しかし、今ケアを怠れば、取り除くのが難しいシミが印象を左右する「顔」

にできてしまう可能性が高いわけですから、

しっかりとケアする必要があります。

 

シミのもととなるのは「メラニン」です。

紫外線に当たることで、表皮の基底層に存在する「メラノサイト」が

刺激され、そこからメラニンが放出されます

 

 

そして、日光に当たる時間が長ければ長いほどメラニンの放出が増えます。

また過度に浴びると、メラノサイト自体がダメージを受けたり、

DNAの損傷などが起こり、シミができやすい体質になってしまいます。

 

 

そのため、シミ対策にはまず、紫外線対策になります。

日焼け止めクリームを塗ってUVケアをします。

また、スキンケア商品にもこだわりたいところです。

 

 

特に、メラニンを生成するチロシナーゼ酵素の活性を阻害する成分を多く

含む美白系の美容液は、シミのできにくい肌をつくることにつながります。

できれば一年中使用し、とくに紫外線の強い春~夏は徹底することをおススメします。

 

 

ただし美白系化粧品の多くは、すでにできたメラニンを消すわけではないので、

やはりケアが大切といえます。

そのほか、ピーリングやマッサージなどをして、肌の代謝を上げ、

メラニンの排池を促すことも効果的です

 

 

なお、紫外線のほかに、次の要因もシミにつながることがあるので注意しましょう。

 

〇外的刺激

皮膚に対して、強すぎるマッサージなど過剰な摩擦を与えると

シミになることがあります。過度の刺激によってメラノサイトが刺激され、

シミをつくることがあるのです。

 

 

〇ストレス

ストレスによって脳下垂体が刺激され、メラノサイト刺激ホルモンが

分泌されるとメラニンが生成されます。

さらにストレスは、メラニンの生成を抑制するビタミンCの破壊を引き起こすので、

シミのできやすい環境をつくりだします。

「活性酸素」の発生もストレスが一因となるので注意が必要です。

 

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