2020年7月2日2020年7月2日お肌のトラブルケア,美容コラム
お肌のシミの原因と種類とそのお手入れ方法
お肌のシミの原因と種類とそのお手入れ方法
今回は、『お肌のシミの原因と種類とそのお手入れ方法』についてお伝えしていきます。
シミは顔にできる淡褐色または、暗褐色の色素斑です。
形は不規則で境界が比較的はっきりしています。
一般的には紫外線やホルモンなどが原因とされていますが、
その他にもいくつかの原因があります。
【シミの原因】
◆紫外線
紫外線に当たることで、メラニンの増殖が起こり、
シミになることがあります。
特に、日光に当たる時間が長ければ長いほど
その可能性は高くなります。
海水浴などで強い紫外線を受けるのはシミが
増える大きな原因となります。
◆外的刺激
皮膚に対して、強すぎるマッサージなど過剰な摩擦を
与えるとシミになることがあります。
◆ストレス
シミができやすい人は心の悩みやストレスを
抱えていることが多くあります。
ストレスが脳下垂体を刺激し、メラノサイト刺激
ホルモンを分泌するためです。
そのため、精神的影響を受けるとシミができやすいといえます。
◆合成化粧品
皮膚にとっての異物はシミの原因となり、メイクアップ料が原因になることもあります。
◆ホルモンの変調、肝臓·卵巣の機能低下
妊娠、出産、更年期のホルモンバランスの乱れは
シミを引き起こすことがあります。
妊娠の場合は妊娠1~2か月目にシミが目立つようになります。
このようなシミは「妊娠性肝斑」と呼ばれ、
通常は分娩後2~3か月すると自然に消えます。
また、加齢により肝臓·卵巣の機能が低下すると、
日光に対して皮膚の反応が敏感になるため、
シミができやすくなります。
これは中年以降の女性に多く見られます。
[シミの種類]
◆肝斑
30代からできやすく、30~40代に多く見られます。
日本人の約8割以上の女性に発生し、頬骨のあたりに、
左右対称にできることが多くあります。
額、目の周り、口の周りにも発生します。
第一の要因は紫外線といわれ、日光性黒子と判別しづらく、
女性ホルモンが関与しています。
対処法としてはビタミンCなどを含む美白化粧品が有効です。
トラネキサム酸などの内服薬、 ピーリングと並行して行うと効果が早いです。
◆雀卵斑(そばかす)
小さいシミのことを「そばかす」と呼ぶことが多いのですが、
基本的には遺伝的なものをさします。
3歳頃から現れ、思春期に目立つようになります。
紫外線の当たる部位、特に鼻を中心に散らばることが多く、
これは年齢とともに次第に減少する傾向があります。
白人に多く、日本人も色白の人に多く見られます。
遺伝的要素が強いので、美白化粧品の効果は少ないとされていて、
美容皮膚科などでレーザーによる治療が一般的です。
◆老人性色素斑 (日光性黒子)
シミの中でも最も多いのがこのタイプです。
一般的に「シミ」と呼ばれる色素斑で、
主に紫外線の影響でできてしまうものです。
でき始めは薄い茶色をしていますが、
次第に濃くはっきりとしてくるのが特徴です。
40歳以降になると、顔や手の甲、前腕に濃く現れます。
初期のものには美白化粧品は効果があるとされていますが、
定着したものにはあまり効果がないといわれます。
◆炎症性色素沈着
ニキビや傷などによって炎症が起こった後にできるシミのことです。
傷跡が茶色くシミになって残ったもので、
ニキビができやすい部位、頬、あごにできる人が多いです。
また、腕や脚が虫に刺されて跡になって
残っているのもこれにあたります。
時間がたてば消えることが多く、
美白化粧品が有効とされています。
【お手入れ法】
シミの原因はたくさんありますが、
いずれにしても紫外線が大きな要因です。
シミの改善のために、さまざまな治療や化粧品を
使用したとしても、紫外線防御がなされていなければ、
充分な効果は得られません。
美白化粧品のほとんどはメラニンを消すわけではなく、
メラニンを生成する酵素を阻害するような成分が多いため、
基本的には一年中使用することが大事です。
また、メラニンの排池を促すピーリングやマッサージも効果的です。
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