2020年10月12日2024年3月19日スキンケアの基礎知識,美容コラム
皮脂が多い男性のスキンケアについて_2
前回の記事では、スキンケア化粧品を使用することをおススメしました。
皮脂の分泌を抑制する「ビタミンC誘導体」とは
皮脂が多い方のスキンケア化粧品は、何を選べばいいのでしょうか。
それは、皮脂分泌を軽減する成分「ビタミンC誘導体」が含まれるものを選ぶことをおススメします。
肌の多くの悩みに効果的なビタミンCですが、皮脂の分泌を抑制する効果もあるのです。
しかし、ビタミンCは水溶性なので、ほとんど直接肌に入ることはありません。
そこで肌にビタミンCを浸透させ、肌の中でビタミンCの作用を働かせるのが、このビタミンC誘導体になります。
ただし、ビタミンC誘導体は1種類だけではありません。
その成分表示名は、メーカーによって変わりますが、多くはパッケージやメーカーホームページの商品紹介に「ビタミンC誘導体配合」「APPS配合」などと記載されています。
低刺激のビタミンC「APPS」とは
最近は、「APPS」というタイプのビタミンC誘導体が人気です。
APPSは、浸透力にすぐれ、肌の深部まで届きます。
また、一般的なビタミンC誘導体に比べると、低刺激なので肌トラブルが少ないといわれます。
また、ニキビケア用商品などに含まれる「グリコール酸」にも、皮脂分泌を抑制する効果があります。
乾燥肌の特徴
なお、男性でも、皮脂が少なく乾燥してしまう人がいます。
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・洗顔後、ツッパリ感があり、しばらく続く
・部分的に粉が吹いたようになることがある
・肌を触ったときカサカサしている
・肌が乾燥するとかゆくなる
これらに当てはまる人は、乾燥肌の可能性が高いといえます。
このときに注意したいのは、スクラブ入りの洗顔料の使用です。
男性用の洗顔料には、スクラブ入りの商品がよくありますが、これは洗い方次第で角質層を傷つける場合があります。
すると、ターンオーバーの乱れを招き、さらなる乾燥肌の悪化を助長する結果となることも。
乾燥肌におすすめのスキンケア用品
洗顔料については、保湿成分を含んでいる乾燥肌用のものを選ぶことをおススメします。
また、洗顔後、とくに乾燥肌については、化粧水だけでは十分に対策できません。
化粧水後に、美容液、乳液·クリームを使用することで肌は改善されます。
化粧品の種類については、保湿性の高いものを選びましょう。
化粧品コーナーには、脂性肌用、乾燥肌用などと表示されていることが多いので参考にするとよいでしょう。
なお、肌荒れがひどいときは、整肌効果の高い「ビタミンA (レチノール)」「ビタミンE」の配合されているものを使うと効果的です。
エステサロンや美容皮膚科でアドバイスを求めるのもよいでしょう。
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