2020年11月15日2024年9月19日美容コラム,美容と健康のアドバイス

寝る前のハーブティで、良質な睡眠につなげる

本日は、寝る前のハーブティで、良質な睡眠を得ることについてお伝えします。

 

ハーブティが睡眠前に最適な理由

寝る前に、ハーブティーを飲むことも、良質な睡眠につながります。

 

入眠時、副交感神経が優位な状態だと寝付きがよくなりますが、寝付きの悪い人は、交感神経が優位となり脳が興奮状態になっていることがあります。

 

 

ハーブティーは、脳の興奮状態を抑え、副交感神経の働きをよくすることが知られています。

 

また、ハーブティーの香り成分には、気持ちを落ち着かせる効果もあり、ノンカフェインなので寝る前には最適です。

 

 

 

ハーブが持つ効果と安眠との関係

睡眠前のリラックスタイムに、ハーブティを楽しむ習慣を取り入れる人が増えています。

 

ハーブティには、心身を穏やかにする効果が期待できるさまざまな成分が含まれており、日々のストレスを解消し、質の良い眠りへと導いてくれる魅力があります。

 

では、なぜハーブティが睡眠前に最適なのでしょうか?

 

その理由を詳しくご紹介します。

 

自然の力でリラックス効果をもたらす

ハーブティには、カモミールやラベンダー、レモンバームなど、リラックス効果が期待できるハーブが含まれています。

 

これらのハーブには、ストレスを軽減し、心を落ち着かせる働きがあり、寝つきを良くするサポートをしてくれます。

 

特にカモミールは、古くから鎮静作用があるとして知られ、不安感を和らげる効果も報告されています。

 

 

カフェインフリーで安心

コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれており、寝つきを悪くする原因となることがありますが、多くのハーブティはカフェインフリーです。

 

カフェインを気にすることなく、安心してリラックスできるのがハーブティの大きな魅力です。

 

カフェインの刺激を避け、自然な眠りを促進するため、睡眠前の飲み物として最適です。

 

 

優れた香りが心身に働きかける

ハーブティの香りは、嗅覚を通じて脳に働きかけ、リラックス効果を高める役割を果たします。

 

ラベンダーやペパーミントの香りは、気分を落ち着かせ、深いリラックス状態を促進します。

 

温かい飲み物をゆっくりと楽しむことで、リラックスのスイッチが入り、一日の疲れを癒す時間を作り出すことができます。

 

 

消化を助ける効果

睡眠前に飲むハーブティには、消化を助ける作用も期待できます。

 

ペパーミントやジンジャーなどのハーブは、胃腸の働きをサポートし、食後の消化不良を和らげます

 

お腹の不快感が減ることで、より深い眠りに入りやすくなります。

 

 

ナチュラルなスリープサポート

睡眠導入剤や薬に頼ることなく、自然な成分で眠りをサポートできるのもハーブティの魅力です。

 

ルイボスティやパッションフラワーなどのハーブは、自然なスリープサポートとして、安心して摂取することができます。

 

ナチュラルな方法で睡眠の質を高めたい方には、ハーブティはぴったりの選択肢です。

 

 

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睡眠前にオススメのハーブの種類

睡眠前におすすめのハーブを一つずつ見てみましょう。

 

ラベンダー

ラベンダーは、そのリラックス効果と心地よい香りで知られ、睡眠の質を向上させるために広く利用されています。

 

ラベンダーの香りを嗅ぐことで、副交感神経が優位になり、心身がリラックスしやすくなります。

 

このリラックス効果が、寝つきを良くし、安らかな眠りを促します

 

ラベンダーオイルを用いたアロマセラピーでは、深い眠り(ノンレム睡眠)の時間が増え、眠りが浅くなるレム睡眠の割合が減少することが確認されています。

 

これにより、より深くて回復力のある睡眠が得られます。

 

 

カモミール

カモミールには、モミールには軽い鎮静作用があり、不安感や緊張感を和らげるのに役立ちます。

 

心が静まり、穏やかな状態に導かれることで、自然と眠りに入りやすくなります。

 

この効果は、日中のストレスが原因で眠れない場合にも特に有効です。

 

また、単に寝つきを良くするだけでなく、睡眠の質を向上させる効果もあります。

 

特に、浅い眠りが続く人や夜中に何度も目が覚めてしまう人にとって、カモミールはより深く、連続した眠りを促進する手助けをします。

 

 

キャットニップ

神経の興奮状態を抑え、不眠症に効果があるとされています。

 

ストレスや緊張を和らげ、心を落ち着ける作用があるため、リラックスして眠りにつきやすくなります。

 

また、消化を助ける作用も持っており、胃の不快感を和らげるのに役立ちます。

 

お腹の調子が良いと、睡眠の質も向上しやすくなります。

 

 

オレンジピール

オレンジピールにはリモネンという精油成分が含まれており、この成分がリラックス効果をもたらします。

 

リモネンの香りは自律神経に働きかけ、ストレスを和らげる効果が期待されます。

 

整腸作用もあります。

 

特に夕食後の消化を促進します。

 

消化がスムーズに行われると、胃腸の不快感が軽減され、寝る前にリラックスした状態を保つことができます。

 

消化不良がないことで、より深い睡眠に入りやすくなります。

 

 

クランベリー

眼精疲労の回復に効果があるので、パソコンを長時間使うような仕事をされている方にオススメ

 

また、クランベリーは抗酸化物質が豊富で、これらの成分がストレスの軽減や炎症の抑制に寄与する可能性があります。

 

カフェインが含まれていないため、カフェインによる睡眠妨害を気にせず摂取できます。

 

 

ジャスミン

ジャスミンの香りにはリラックス効果があり、神経を落ち着かせる働きがあります。

 

これにより、心の緊張を和らげ、不安感やストレスを軽減する助けになります。

 

リラックスした状態を作ることで、スムーズに眠りにつくことができます。

 

また、ジャスミンの香りは、深い眠りを促進する効果があるとされています。

 

また、睡眠効果の他に血行促進、シミ、くすみに効果があるとされています。

 

▶関連記事:シミにも効果的!美白剤としての「ニコチンアミド(ビタミンB3)」

 

 

ハイビスカス、ローズヒップ、ラズベリー

ビタミンCたっぷりのハーブ。

 

シミ、シワ、くすみに効果が高いので、美容目的の人はぴったりです。

 

 

杜仲(とちゅう)

肝機能を高める効果があるので、疲れが気になるときにオススメです。

 

解毒作用もあり、むくみ緩和にも〇

 

 

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ハーブティーを飲む際の注意点

ハーブティーは、自然の恵みをそのまま取り入れた飲み物として、リラックスや健康促進に役立つ人気のアイテムです。

 

しかし、ハーブティーにはその効果を最大限に享受するために、いくつかの注意点があります。

 

安全かつ効果的に楽しむためのポイントを詳しくご紹介します。

 

適切な種類を選ぶこと

ハーブティーには多くの種類があり、それぞれに異なる効果や特性があります。

 

例えば、カモミールはリラックス効果が期待できる一方で、ペパーミントは消化を助ける働きがあります。

 

ただし、妊娠中や授乳中の方には避けたほうが良いハーブもあるため、飲む前に自身の体調や目的に合ったものを選ぶことが重要です。

 

特定の健康状態がある場合は、医師に相談することをおすすめします。

 

 

過剰摂取に注意

ハーブティーは自然のものであるため安心と考えられがちですが、過剰に摂取すると体に悪影響を及ぼすこともあります。

 

例えば、セントジョンズワートには薬との相互作用があり、過剰に摂ると薬の効果を弱めることがあります。

 

1日に数杯程度に留め、過度な飲用は避けるよう心がけましょう。

 

 

アレルギーのリスク

一部のハーブにはアレルギーを引き起こす可能性がある成分が含まれています。

 

特に、キク科の植物(カモミールやエキナセアなど)にアレルギーがある方は注意が必要です。

 

初めて飲むハーブティーの場合は、少量から始め、体調の変化に気をつけながら摂取してください。

 

 

カフェインの有無を確認

多くのハーブティーはカフェインフリーですが、グリーンティーやマテ茶など、一部のハーブティーにはカフェインが含まれています。

 

カフェインは利尿作用覚醒作用があるため、睡眠前に摂取すると眠りにくくなることがあります。

 

飲むタイミングや目的に応じて、カフェインの有無を確認しましょう。

 

 

保存方法に注意

ハーブティーの効果を最大限に引き出すためには、適切な保存方法が重要です。

 

直射日光や湿気を避け、密封容器に入れて冷暗所で保管することで、香りや風味を保つことができます。

 

特に開封後は風味が落ちやすいため、早めに使い切ることを心がけましょう。

 

 

子供や高齢者への提供

ハーブティーの中には、特定の年齢層には適さないものもあります。

 

例えば、ペパーミントティーは強い香りが子供には刺激が強すぎる場合があります。

 

また、高齢者の場合も、特定のハーブが薬の作用に影響を与える可能性があるため、慎重に選びましょう。

 

 

薬との相互作用

ハーブティーの成分が処方薬や市販薬と相互作用する場合があります。

 

例えば、フィーバーフュー(ナツシロギク)は血液をサラサラにする効果があり、抗凝固薬との併用は避けるべきです。

 

既に薬を服用している方は、ハーブティーを飲む前に薬剤師や医師に相談することをお勧めします。

 

 

 

眠りに効果的なハーブティーの飲み方

ハーブティーの種類や効果についてご紹介してきましたが、ここではその効果をより発揮できる飲み方について詳しくご紹介します。

 

寝る1時間前にゆっくりと

ハーブティーを飲むタイミングは、就寝の1時間前が理想的です。

 

この時間に飲むことで、体が温まり、リラックスモードに切り替わりやすくなります。

 

就寝直前ではなく少し前に摂ることで、眠る頃には体温が下がり始め、自然な眠気が訪れます。

 

温かいハーブティーは体を内側から温め、リラックス感を高めるので、夜のリラックスタイムにぴったりです。

 

 

飲む量はマグカップ1杯程度

ハーブティーの飲みすぎは、逆にトイレの回数が増えて眠りを妨げる原因になることもあります。

 

適量は、マグカップ1杯程度(約200〜250ml)を目安にしましょう。

 

また、寝る前に冷たい飲み物を飲むと体温が下がり、寝つきが悪くなる場合があるため、必ず温かい状態で飲むようにしましょう。

 

 

カフェインフリーのハーブティーを選ぶ

ハーブティーの中には、カフェインが含まれていないものがほとんどですが、特に緑茶やマテ茶など、カフェインを含むものもあります。

 

睡眠前には、カフェインフリーのハーブティーを選ぶことが重要です。

 

 

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ハーブティーはどこで買えるの?おすすめの購入場所と選び方

ハーブティーは、リラックスや健康のために日常生活に取り入れやすい飲み物の一つです。

 

しかし、どこで買えばよいのか迷ってしまうこともあります。

 

ハーブティーを購入する際におすすめの場所と、その選び方について詳しくご紹介します。

 

専門店での購入

ハーブティー専門店やナチュラルフードショップは、品質の高いハーブティーを揃えていることが多く、初心者から愛好者まで満足できるラインナップが特徴です。

 

専門店では、ハーブティーに関する知識豊富なスタッフがいることが多いため、自分の好みや目的に合ったハーブティーを相談しながら選べます。

 

また、試飲ができる場合もあるので、実際に味や香りを確かめてから購入できるのも嬉しいポイントです。

 

 

スーパーマーケットやドラッグストア

身近なスーパーマーケットやドラッグストアでも、手軽にハーブティーを購入できます。

 

大手メーカーのティーバッグタイプが主流で、種類も豊富に揃っているため、手軽に始めたい方におすすめです。

 

価格も手頃で、手軽に試せるのが魅力です。

 

ただし、オーガニックや無添加など、品質にこだわりがある場合は、ラベルをしっかり確認して選びましょう

 

 

オンラインショップ

オンラインショップでは、国内外のさまざまなブランドのハーブティーを購入できます。

 

種類や価格帯も幅広く、他では手に入らない珍しいハーブティーも見つかることがあります。

 

レビューを参考にすることで、実際に使用した人の感想を確認できるのもオンラインならではの利点です。

 

また、まとめ買いをすると割引が適用されることも多く、日常的にハーブティーを飲む方には経済的です。

 

 

ファーマーズマーケットや直売所

地元のファーマーズマーケットや直売所では、地域で栽培された新鮮なハーブティーを購入できることがあります。

 

生産者と直接コミュニケーションを取ることで、栽培方法やこだわりについて詳しく知ることができ、安全性や品質に対する信頼感が高まります。

 

季節限定の商品や、地元ならではの珍しいハーブを試す楽しみもあります。

 

 

 

ハーブティーのイラスト

 

 

この記事を書いた人

日本一のエステティシャンエステ王子 width=

小野 浩二 先生(エステ王子)

*エステティックコンテスト全国大会1位

*ビューティ&ウェルネス専門職大学 准教授

*日本スキンケア協会 代表理事

*日本エステティック業協会(AEA)認定講師

大手エステティックサロンにて、技術、売上げ、カウンセリング入会率No.1になった経験を持ち本店店長を歴任。わずか2年でエリアマネージャーとなる。その後、大学院に進学しダイエットや生活習慣病などの研究を行い、修士号を取得。2008年日本エステティック協会創立35周年記念エステティックコンテスト全国大会で「優勝」。フェイシャル、ボディのテクニックが評価され日本一のエステティシャンとなり、メディア等で「エステ王子」として話題となる。現在はサロンでの現場経験を活かし、人材教育に力を入れる。また、医師、大学教授、厚生労働省研究班とともに研究事業にも積極的に取り組んでおり「正しいスキンケア」や「正しいエステ」の普及を行っている。テレビ出演多数。著書・DVDは26冊出版。