2023年4月17日2023年4月17日美容と健康のアドバイス

姿勢・バランスを語る上で”足“を無視することは出来ない

確かに姿勢について語るうえで、一般的に最も先に出てくるのが“骨盤”ではないでしょうか?

いまでは“骨盤が歪んでいる”“骨盤が捻れている”

などという言葉もよく使われるようになっています。

 

骨盤は上半身・下半身の間に位置し、

身体の中心(真ん中)としてバランスや姿勢に重要な部位となっています。

 

しかし地球上に住んでいる以上、必ず地面に“足”を接地しなければ、立つことも歩くことも出来ません。

ですので、身体を支えている一番の根底に位置している“足”も、姿勢・バランスにおいては重要な部位となります。

 

 

 

 

みなさんはご自身の足を、まじまじと見たことはありますか?

足はとても細かい骨(片足28個の骨)が密集結合し、足というカタチを形成しています。

その細かい骨で作られている足で、我々の身体を支え、

立つ、歩く、時には走る、飛び跳ねることを可能にしてくれています。

足は建築物で言うところの基礎土台としての役割を担っていることとなります。

 

では、もしもそんな基礎土台の足が崩れ傾いているとしたら、上の姿勢はどうなるでしょう?

 

ご想像のように姿勢は傾き崩れ、理想的な姿勢は保てない状況となります。

 

人間の身体は運動的連鎖といって、関節と関節が連鎖し、動きを構成しています。

姿勢も同じように、骨、関節が連鎖し、いろいろな姿勢を形成することとなります。

その連鎖は、悪い影響では一箇所身体のどこかに支障がでたら、それに応じて他の箇所も崩れるということになります。

 

そんな足から、ご自身のバランスをチェックする

一番分かりやすいモノがタコ・マメなどの皮膚の角質です。

 

 

 

 

こんな習慣ないですか?

足の裏の角質を定期的に削るが、月日が経つと再び固くなる。

 

実は、足の角質が出来てしまっている部分に、負担をかけすぎていることとなります。

ご自身の加重をそこにかける姿勢のクセとなっている訳です。

 

では右足と左足で比較してみてください。

右足には出来て、左足には出来てない等の発見はできませんでしょうか?

これで右加重、左加重などの重心のかけ方も発見できると思います。

 

“足”は口ほどにモノ(姿勢バランス)を語る

 

足を軽視せずに

“インソール(中敷)”などでケアをして、

足を崩さず、快適な状況で日常生活を過ごすようにしてください。

 

 

 

 


記事

佐々木 圭 先生

SOIL WORKS 代表取締役ックトレーナー

日本スキンケア協会 顧問

元オリンピ株式会社

プロスポーツトレーナー

スポーツ医科学施設勤務後、全日本スキー連盟のトレーナーとして、オリンピック選手やプロスポーツ選手のサポートを行う。現在は、アスリートのトレーニングメニューやプログラム開発などを行っている。

 

 

 

 

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