2024年7月24日2024年7月24日美容と健康のアドバイス,食事

美を追求する上で欠かせない「麹菌」

美容と栄養 今回のキーワードは「発酵食品」です。

 

「発酵食品」と「美」は少し結びつかないかもしれませんが、実は発酵食品は身体づくりをする上で重要な働きをしています。

 

発酵食品の美容効果

発酵食品は善玉菌を豊富に含み、腸内環境を整える働きがあります。

 

腸内環境が整うと、便通が改善、体内から毒素を排泄するデトックス効果が高まります。

 

その結果吹き出物などが減り、さらにシミやくすみが改善し透き通った肌につながります。

 

また血流が良くなり、全身に血液がまわり代謝がアップし、顔の血色も改善されます。

 

さらに体内での栄養の吸収率もアップします。

 

 

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代表的な発酵食品

発酵食品は多くの種類が存在します。

 

同じ物を摂取するのではなく、いろいろな種類を摂取するように心がけましょう。

 

 

麹菌:醤油、味噌、みりん、日本酒、焼酎、酢、甘酒

 

酵母菌:味噌、醤油、パン、ヨーグルト、チーズ、日本酒、焼酎、酢

 

乳酸菌:醤油、ヨーグルト、チーズ、酢、キムチ

 

納豆菌:納豆

 

酢酸菌:酢

 

 

特に美を追求する上で注目して欲しいのは「麹菌」

 

麹菌から生み出されるコウジ酸という成分には、くすみの原因となるメラニン色素を抑える働きや、抗酸化作用や抗糖化作用があり身体を美しく保つために欠かせない働きがあります。

 

コウジ酸は麹菌を含む食品から摂取できますが、中でもおススメが塩麹や醤油麹の調味料で摂取すること。

 

塩麹や醤油麹を使うことで、栄養価がアップしますが、肉や魚など軟らかく仕上げてくれるというメリットもあります。

 

最近ではスーパーなど手軽に購入できます。

 

さらに麹・塩・水があればご家庭でも簡単に作ることが可能です。

 

 

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塩麹の作り方

基本の塩麹材料:乾燥米麹200g、塩60g、水250ml 前後

 

①大きめの容器に米麹をほぐして入れ、そこに塩を加え混ぜる。

 

②水を加え混ぜ合わせたら(塩麹が水にちょうど被るくらい)、保存容器に移し、常温で熟成させます。

 

1日1回しっかりかき混ぜて下さい。

 

麹が水に浸ってなければ追加しましょう。

 

だいたい1~2週間でトロッとした塩麴が完成します。

 

※生麹でも作れますが乾燥麹のほうが扱いやすいです。

 

 

 

調味料は毎日使うものなので、是非取り入れてみて下さい。

 

発酵食品を制し、美しい身体を手に入れましょう。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

飯田真莉 先生

飯田 真莉 先生

管理栄養士
サプリメントアドバイザー

医療用サプリメントの会社に所属し、病院の医師や看護師に向けて栄養・食事、腸活、サプリメントなどの指導や勉強会などを実施している。