美容コラム
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みずみずしいうるおいのある素肌 表皮細胞間の接着とバリア機能
2019.10.15
表皮のバリア機能と制御システム 表皮角化細胞は基底細胞層で分裂し、有棘細胞,顆粒細胞と分化しながら最終的に角質細胞(角層)へと角化します。 角層は空気と生体との境目に形成されるので、胎児や水中で生息している生物にはありません。 このように、生体の最外層が空気とのバリア構造を保つために外的環境に敏感に対応して、角化が行われ、角層が形成されるのです…
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美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 モイスト&エモリエント バランス」
2019.10.7
美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 モイスト&エモリエント バランス」 健やかで美しい肌をつくり、保つためには 「モイスト&エモリエント バランス」が重要です。 モイスト&エモリエント バランスとは、 肌の不足した水分・油分を、スキンケア(化粧水・乳液) に含まれる水分・保湿剤・油分で バランス良く補うことで肌を整えることです。 &nbs…
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美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 CE」
2019.9.4
美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 CE」 CEとはCornified Cell Envelopeの略で、角化不溶性膜のことになります。 このCEについて記載いたします。 角層の構造は、ブロックとモルタルに例えられます。 すなわち、ブロックに相当する扁平な角質細胞と、 その間を埋めるモルタルに相当する角質細胞間物質によって角層は構成されて…
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美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 角層アミノ酸」
2019.8.26
状態の良い角層の2番目の条件は、NMF (Natural Moisturizing Factor)が十分に産生されていることです。 NMFは天然保湿成分または天然保湿因子と呼ばれ、角層の保湿機能に重要な働きをしている水溶性の物質です。 アミノ酸類を中心に、ピロリドンカルボン酸や乳酸塩などが含まれています (図1)。 水分…
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美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 各層水分」
2019.8.19
美容&スキンケア情報「みずみずしいうるおいのある素肌 各層水分」 表皮の一番外側にあり、外界と接する角層は、 水分を保持して肌の潤いを保つ保湿機能と皮膚からの水分の蒸散を防ぎ、 物理的・科学的刺激から皮膚を守るバリア機能という 2つの大切な役割をもっています。 各層は1μmほどの扁平な各層細胞が10~20層重なってできています。(図1) ちょうど髪の毛の断面の1/10ほど…
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プラセンタと誤解されている「マリンプラセンタエキス」
2018.9.5
今日は、注目の美容成分 『プラセンタと誤解されている「マリンプラセンタエキス」』について記載いたします。 プラセンタとは 化粧品原料のマリンプラセンタエキスは、天然国産の鮭卵巣膜から独自の製法により抽出・精製したものです。 株式会社日本バリアフリーから販売されています。 プラセンタというのは胎盤のことです。 &nbs…
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『脂質代謝促進効果のある「L-カルニチン」②』」
2018.9.4
注目の美容成分 『脂質代謝促進効果のある「L-カルニチン」②』 本日は、前回からの続きで、注目の美容成分 『脂質代謝促進効果のある「L-カルニチン」②』について記載いたします。 L-カルニチンが減少することで、肌荒れの原因になるというところまで記載いたしました。 L-カルニチンは、加齢とともに筋肉中のカルニチンは加齢に伴い減少することが示されていますが、 皮膚中のL-カルニチンも減少することが報…
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脂質代謝促進効果のある「L-カルニチン」①
2018.9.4
今日は、注目の美容成分、脂質代謝促進効果のある「L-カルニチン」について記載いたします。 L-カルニチンは脂質の代謝に必要な物質で、体内でも主に肝臓、腎臓においてタンパク結合性のアミノ酸のリシンにメチオニンがメチル基を供与する反応を経由し、数段階の反応過程を経て生合成されます。 この際にビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンが必要とされます。 …
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【注目の美容成分 】食べても塗っても効果が期待できるオリゴ糖「ラフィノース」
2018.9.3
今日は、注目の美容成分 『食べても塗っても効果が期待できるオリゴ糖「ラフィノース」について記載いたします。 単糖・多糖とは? ブドウ糖や果糖は、それぞれ1個の糖からできている単糖、でん粉やセルロースは多数の単糖からできている多糖と呼ばれます。 オリゴ糖のオリゴは少ないという意味の接頭語で、オリゴ糖は数個の単糖が結合したものです。 …
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『高い保湿効果が期待できる「コンドロイチン硫酸」②』」
2018.8.30
今日は、前回の続きである注目の美容成分 『高い保湿効果が期待できる「コンドロイチン硫酸」②』について記載します。 前回は、コンドロイチン硫酸の構造の変化について、プロテオグリカンの種類、動物種、組織、発生段階等によって異なるところまで記載いたしました。 上記の内容から例えば、哺乳類の皮膚にはデコリンと呼ばれるプロテオグリカンにデルマタン硫酸が豊富…