2020年10月22日2024年3月22日お肌のセルフエステ,美容コラム
お肌のターンオーバーについて
今回は、お肌のターンオーバーについてお伝えしていきます。
肌は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つで構成されています。
その中でもスキンケアで重要とされているのは「表皮」です。
そしてとくに大切なのが、表皮の一番上にある角質層になります。
角質の主な役割は、次の2つです。
〇肌を守るバリア機能
〇水分保持
そして、この角質が正常かどうかで、肌のよしあしが決まってきます。
角質を正常に保つために意識すべきことは、「ターンオーバー」です。
生まれたての表皮細胞は、年齢などにより個人差がありますが、約14日後には「角質」になり、さらに約14日後には、その役目を終え、垢として剥がれ落ちます。
この一連の肌の生まれ変わりの流れをターンオーバーといいます。
ターンオーバーの周期は、年齢を重ねるごとに長くなっていきます。
年を取ると傷が治りにくくなるのは、これが理由なのです。
化粧品のCMで、「ターンオーバーを正常に保つ……」といった文言を見たことがあると思いますが、これはこの周期を正常に保つということです。
ターンオーバーが乱れると、薄く、傷みやすく、水分保持力も低い、弱々しい未熟な角質が生まれます。
弱々しい角質は剥がれやすく、カサつきや皮むけを引き起こします。
また、未熟なためにバリアとしての能力も低く、それを補おうと過剰に皮脂が出るようになることも。
反対に、自然に剥がれるはずの垢がたまり、角質層がつまってしまうこともあります。
これは「角質肥厚」と呼ばれ、角質が厚くなるために肌がごわごわした状態になり、くすみの原因にもなります。
このように、ターンオーバーが乱れると、角質が異常を起こし、肌の状態が悪くなってしまいます。
ターンオーバーが乱れる原因はさまざまですが、生活習慣の乱れがその大きな一因。
喫煙や過度の飲酒はもちろん、睡眠不足、栄養不足、食生活の乱れなどが挙げられます。
いくらスキンケアをしても、その生活習慣を見直さなければ、肌は根本的に改善されないのです。
これらを実践することで、よい状態の肌が生まれ、キメの整った、きれいな明るい肌を手にすることができるのです。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◇プロとして
自信を持って美肌アドバイスができるようになる!
『スキンケアアドバイザー資格』通信講座
▶https://skincare.or.jp/adviser/
◇インスタグラム
▶https://www.instagram.com/skincarekyokai/
◇公式LINEアカウント
(ニキビについて学べる動画プレゼント中!)
▶https://lin.ee/f1H1f7N
◇無料メルマガ
▶https://goo.gl/XDoaBd