美容コラム
-
保湿・浸透などの働きをもつ界面活性剤について
2022.3.31
界面活性剤とは 界面活性剤は水と油を乳化させるために使う物質です。 界面活性剤の分子は油に馴染みやすい部分と水に馴染みやすい部分の両方をもち、真ん中で水の成分と油の成分を結びつける働きがあります。 界面活性剤は乳化の役割以外にも、 ・可溶化 ・浸透 ・分散 ・洗浄 ・保湿 ・殺菌 ・潤滑…
-
たるみはどこから?④
2022.3.30
たるみはどこから?④ たるみに関与する組織について、今回は筋層です。 顔の筋肉は表情じわに関わることを皆さんもよく知っていると思います。 たるみについては、主に口周りの筋肉が関わります。 口を境に上下に引っ張り、バランスをとっている筋肉です。 だいたいが上に引っ張る筋肉は弱り、下に引っ張る筋肉は強まる、だからバランスが崩れ、たるみにも影響する…
-
【距離を縮める絶妙な接し方】相槌が相手に与える効果とは
2022.3.27
誰かと会話をする際、みなさんはどのように話を聞いていますか? 恐らくみなさん無意識のうちに会話の中で相槌を打っていると思いますが、相槌を打つことが会話にどんな効果を与えるかご存知でしょうか。 今回はそんな「相槌」の重要性についてご紹介致します。 相槌はどんな効果を発揮するのか 人に自分の悩みを相談すると…
-
コラーゲン合成作用のある抗シワ成分 「クズ根エキス」
2022.3.24
マメ科クズ(Pueraria lobate (Willd.) Ohwi) の根は、生薬「葛根」の基原として日本薬局方に規定され、葛根湯などの漢方製剤に使用されています。 日本薬局方の葛根にはイソフラボン配糖体であるプエラリン(puerarin)が2 %以上含まれ、その他にダイズイン(daidzin)、ダイズインのアグリコンであるダイゼイン(daidzein)が含まれていま…
-
若々しい肌を保つには、日頃のたまった疲れを定期的に解消することも大切?
2022.3.22
日頃のたまった疲れを定期的に解消することも、若々しい肌を保つ秘訣です。 一日中働いて、疲労困憊の方も多いはずですが、疲労が残っていると、肌にも悪影響になります。 疲れがたまると、代謝が下がって細胞の生まれ変わりが停滞し、肌が老けてしまうのです。 また、疲れは、肝機能の低下にもつながります。 肝臓は代謝、解毒、排泄な…
-
たるみはどこから?③
2022.3.21
「たるみは様々な組織が劣化するからでてくるエイジングサイン」ということをテーマに、前回は皮膚についてお話しました。 今回はその下層にある脂肪組織です。 顔における脂肪組織のたるみへの関与は、「場所の移動」です。 顔の脂肪は複数に区分けされて構成されているという特徴があります。 年齢とともに脂肪は増える箇所もあれば、減る場所もありますが、大きな…
-
日本スキンケア協会人気講座のご紹介【サロン環境衛生管理士】
2022.3.20
日本スキンケア協会人気講座のご紹介【サロン環境衛生管理士】 コロナ渦の今、サロンやお店にとって衛生管理は今まで以上に気を付けなければいけません。 これからは、衛生管理ができるサロンが選ばれる時代になります。 そこで、今回はこんな状況にぴったりな 日本スキンケア協会の『サロン環境衛生管理士』をご紹介いたします。 詳細・お申込みは…
-
ニキビの発生にはいくつかの過程がある
2022.3.17
こんにちは! ニキビで困ったことがある人は多いのではないでしょうか? 実はニキビには、いくつかの発症過程があります。 ◇ニキビの原因 ニキビは思春期の男女に多く見られ、特に脂性肌の人によくできます。 思春期になると性腺の働きが活発になり、男性ホルモンを主とした性ホルモンの分泌が増えることが原因です…
-
たるみはどこから?②
2022.3.15
たるみはどこから?② 前回お伝えした「たるみは様々な組織が劣化するからでてくるエイジングサイン」ということを、しっかり頭に刻みましたか? その上で、今回から詳細をお話していきます。 まずはたるみで最大のポイントとなる「皮膚」です。皮膚は表皮と真皮からなりますが、たるみに関わるのは主に真皮です。 真皮は膠原線維(コラーゲン)と弾性線維(エラスチン…
-
知らない人にはクレームが言いやすい?
2022.3.14
知らない人にはクレームが言いやすい? こんにちは。 突然ですが、満員電車に乗っている時、足を踏まれたり、物をぐしゃぐしゃにされて、あなたの持っていた鞄や荷物が散らばったとき、相手の人は「すいません。」と一言だけ残してスタスタどこかに行ってしまったらどうでしょうか。 あなたはそのぶつかった人に対し怒りを覚えるはずです。 さらに、仕返しまでしようと考える人もいるかもしれません。 …