美容コラム
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くすみを改善、小じわを改善効果のある血流促進成分グルコシルヘスペリジン
2018.8.25
今日は、注目の美容成分 『植物由来血流促進成分 グルコシルヘスペリジン』について記載いたします。 温州みかんやユズなどの柑橘類は冬季の入浴効果を高めることが知られています。 これは、柑橘類の果皮や薄皮にはへスベリジン(Hesperidin)というフラバノン配糖体(フラボノイド)が含まれており、これが皮膚の毛細血管を拡張して血流を促進するためである…
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美容&スキンケア情報「皮膚・表皮層について➂」
2018.8.24
皮膚・表皮層について➂ 今日は、引き続き表皮層について記載いたします。 表皮層と言えば、メラニン色素が存在する部位です。 メラニン色素は表紙細胞内にありますが、その産生部位は基底層にあるメラノサイト(色素産生細胞)です。 メラノサイト内で産生されたメラニンは周囲の表皮細胞に渡されます。 メラニンはしみで有名ですが、肌の色でもあります。 つまり、日々メラノサイトが頑張って色素を作り続ける傾向が強…
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美容&スキンケア情報「皮膚・表皮層について②」
2018.8.24
皮膚・表皮層について② 今日は、前回に引き続き皮膚・表皮層について記載いたします。 表皮層の中でもその働きについて最も重要なのが、皆さんもお悩み『乾燥』に対するものです。 乾燥肌とはいわゆる水分保持能力が下がった肌のことです。乾燥肌のケアは、水分を肌に入れてあげる事だけではありません。 その水分を肌の中に蓄えることの能力が重要なのです。 その能力は表皮構造がしっかりしていて、ターンオーバーもスム…
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美容&スキンケア情報「皮膚・表皮層について①」
2018.8.23
皮膚・表皮層について 今日は、皮膚・表皮層について記載いたします。 人間の最外層構造物である表皮層は平均0.2mmの厚さです。その95%は表皮角化細胞で占められます。 この表皮角化細胞は表皮最下層の基底細胞層で日々分裂し、成熟するに伴い上方へ移行していきます。 これが皆さんの知っている『ターンオーバー』です。 正常は28日というのも聞いたことがあるでしょう。 上記の通り、表皮角化細胞の底辺は基…
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植物性美白成分 油溶性甘草エキスP-T (40)の効能は?
2018.8.23
今日は、注目の美容成分「植物性美白成分 油溶性甘草エキスP-T(40)」について記載いたします。 グラブリジンやグラブレンを含む甘草(Glycyrrhiza glabra Linne)の油性抽出物は、油溶性甘草エキスP-T (40)として丸善製薬株式会社から販売されています。 甘草の油性抽出物は、例えば、甘草またはその同族植物の根のエタノール抽出…
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美容&スキンケア情報「皮膚アレルギーについて」
2018.8.23
皮膚アレルギーについて 今日は、皮膚アレルギーについて記載させていただきます。 皮膚は、免疫・アレルギー反応が起こる代表的な部位です。 一般的にアレルギーは、Coombs&GellによるⅠ~Ⅳの4分類が用いられます。 身近なものとして、Ⅰ型とⅣ型があげられます。 まずはⅠ型アレルギー。これは皮膚内の肥満細胞が主となって起こるアレルギーです。 蕁麻疹や鼻炎、重症例ではアナフィラキシー状態がありま…
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美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『美白剤としての「ニコチンアミド(ビタミンB3)」』」
2018.8.22
今日は、注目の美容成分 『美白剤としての「ニコチンアミド(ビタミンB3)」』について記載いたします。 ニコチンアミドは、ナイアシンアミド、ビタミンB3と呼ばれることもあります。 ニコチンアミドの特徴 ビタミンB群の一種で、人体のエネルギー代謝における酸化還元反応に用いられる補酵素の原料であり、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)となり補酵…
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美容&スキンケア情報「ほくろとしみの大きな違い」
2018.8.22
ほくろとしみの大きな違い 今日は、ほくろとしみの大きな違いについて記載いたします。 「ほくろ」と「しみ」の違いがわかりますか? 多少でも膨らみがあれば、ほくろかな?となるのですが、茶色で平坦なものとなると鑑別が難しいものもあります。 ちなみにほくろは通常のしみ取りレーザーでは、色は取れることはあっても、その本体はとれません。 本体・・・!?そうです、ほくろの本体は色ではありま…
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ローヤルゼリーを超える美容成分「燕の巣 (燕窩)」
2018.8.22
今日は、注目の美容成分 『ローヤルゼリーを超える美容成分「燕の巣 (燕窩)」』について記載いたします。 燕の巣(燕窩)の特徴 燕の巣(燕窩)は、古くから美容と健康に良いとされている漢方食材であり、楊貴妃は燕窩を食べることで、その美貌を維持していたのではないかといわれています。 燕窩は、東南アジア沿岸に生息するアマツバメ目アマツバメ科アナツバメ類の巣…
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美容&スキンケア情報「皮膚内でのヒアルロン酸」
2018.8.21
皮膚内でのヒアルロン酸 今日は、皮膚内でのヒアルロン酸について記載いたします。 冬などの季節になれば、乾燥がきになります。そして、『ヒアルロン酸』含有の化粧品が売れる季節でもあります。 ヒアルロン酸は『保湿』で有名な成分の一つで、生体内では皮膚、関節液、血管、血清、脳、 軟骨、臍帯などのあらゆる臓器や結合組織にあります。特に皮膚には多く存在しています。 皮膚におけるヒアルロン酸の機能は、その高…