美容コラム

  • 美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『タンパク質分解酵素「EXFOCELLIA」』」

    今日は、注目の美容成分 『タンパク質分解酵素「EXFOCELLIA」について記載します。   古くから活用されてきた酵素 日本では江戸時代にウグイスの糞を用いた洗顔が行われていました。   このウグイスの糞には、タンパク質や脂肪を分解する酵素が含まれており、肌を美しく清潔に保つ効果があったと言われています。   また、パパイアの外果皮…

  • 美容&スキンケア情報「ADM知ってますか?」

    ADM知ってますか? 今日は、ADMというシミについて記載させていただきます。   ADMは真皮メラノサイトーシスという主に両頬に現れる青~灰褐色の色素斑です。 どのようなシミか気になる方は当協会顧問:濱野先生の病院HP(http://www.thetis-y.com/practice/worry/adm/)を参照してください。   ADMは左右対称性にあることも多いこ…

  • 美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『オスモライト「エクトイン」』」

    オスモライトとは、生物において主に浸透圧を調節する化学物質のことです。   細胞外部の浸透圧ストレス(浸透圧勾配)による細胞内への水の流入あるいは細胞外への水の排出を調節して細胞容積を保持する機能があり、酵素などのタンパク質の構造や機能を安定化してタンパク質を変性から守る働きがあります。   塩生植物では塩の浸透圧ストレスに対しては、プロリン、バリン、イ…

  • 美容&スキンケア情報「光治療について」

    光治療について 今日は、光治療について記載いたします。 しみ治療と言えばレーザーです。経過がはやいのですが、絆創膏が必要であったりと不便な施術でもあります。 そして、そのレーザーよりも人気が高いのは光治療になります。 レーザーと同じ光エネルギーをマイルドに照射する方法です。 ちなみに光治療で有名なフォトフェイシャル、商標として登録している1社の製品のみ使用可能なワードです。 よって、その他のメ…

  • 高分子と低分子では役割が違う「ヒアルロン酸ナリウム」

    ヒアルロン酸は哺乳類の結合組織中に大量に分布しており、臍帯、皮膚、大動脈、腱、関節液などに多く含まれています。   1934年にMeyerらにより牛の眼の硝子体から分離、命名された代表的なグリコサミノグリカン(ムコ多糖)です。   ヒアルロン酸は、D -グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンのニ糖単位の連結を基本とする鎖状の巨大分子であり、他のおもなグリ…

  • 美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『生体適合性ポリマー「ポリクオタニウム-51」』」

    今日は、注目の美容成分『生体適合性ポリマー「ポリクオタニウム-51」』について記載いたします。   ポリクオタニウム-51は、2-メタクロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)とメタクリル酸ブチルとのリン脂質ポリマーで、約2,000個の分子が化学結合した構造をした生体適合性ポリマーです。   一般的に、生体適合性ポリマーは生体にやさしいポリマーのこと…

  • 美容&スキンケア情報「アトピー性皮膚炎②」

    アトピー性皮膚炎② 前回のアトピー性皮膚炎について続きの内容になります。   今回はステロイド外用薬による治療についてです。 アレルギー性皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎は、皮膚バリアー機能が低下し、 外的な刺激因子やストレスなど内的な因子が作用して慢性の湿疹、皮膚炎を形成するものです。   アレルギー性疾患なので、基本的には表に皮膚炎としてでないようなスキンケアコントロ…

  • 美容&スキンケア情報「アトピー性皮膚炎①」

    アトピー性皮膚炎① 今日は、アレルギー性皮膚疾患について、記載いたします。 アレルギー性皮膚疾患について、日本皮膚科学会では、 『増悪、寛解を繰り返す、痒みのある湿疹を主病変とする疾患であり、多くはアトピー素因をもつ』 と定義しています。 アトピー素因とは家族歴、既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎のいずれか、あるいは複数)とIgE抗体を産生しやすい素因です。 簡単に言うと、生まれつき…

  • 【注目の美容成分】できたシミを薄くする水素

    今日は注目の美容成分「できたシミを薄くする水素」について記載します。     水素の身体においての効果 水素自動車などでクリーンエネルギーとして注目されている水素ですが、生体においても水素は悪玉活性酸素であるヒドロキシラジカルを無害化して、酸化ストレスから細胞を守る健康機能があることが報告されています。   活性酸素を除去する物質としてはビ…

  • 美容&スキンケア情報「注目の美容成分 『若返りのビタミンE』」

    今日は、注目の美容成分「若返りのビタミンE」について記載いたします。   ▶関連記事:ビタミンEとお肌の関係性     ビタミンEについて 1922年にH.M.EvansとK. S.Bishopが、ラットの妊娠に必要である食事因子‘Factor X’を報告し、これを2年後にB.SureがビタミンEと命名しました。   …