2018年7月27日2018年7月27日皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア
美容&スキンケア情報「にきびを改善する治療・ホームケア」
にきびを改善する治療・ホームケア
前回はクリニックで行う治療について記載いたしました。
◇ニキビの治療、ケア
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ニキビにかんする自宅でのケア方法を、複数回にわけてご紹介いたします。
・にきび肌のケア方法
にきびのでているお肌そのもののケアとして、まず気になるのは、洗顔、クレンジングのやり方です。
そもそも炎症を伴っている、または炎症直後のにきび部分は、過剰な炎症を起こしている部位です。
やはり過度の刺激は禁物で、洗い過ぎはよくありません。
これはにきび肌でなくても、お肌の質を上げるものではありません。
逆に、洗い方が雑であるとメイクが落ち切れず、それで新たなにきびができる可能性もあります。
よく洗い残しがでやすいフェイスラインは要注意です。
洗顔、クレンジングはまんべんなく適度な強さ、時間で行うことがベストです。
ちなみに洗顔、クレンジングを一所懸命に行うと、にきびだけでなく、乾燥肌や色素沈着の原因ともなるので注意が必要です。
・ホームピーリングの使用
にきびの治療としても行うピーリング。
最近は、ホームケア用品にもピーリング剤が含まれているものが多く販売されており、うまく利用したいものです。
商品それぞれで使用頻度、使用量が異なりますので、よく説明書を読み使用してください。
それでも早く治したいとの思いから、過度に使われてしまう方もいらっしゃいます。
過度に使うことで乾燥よりのお肌となり、それはそれでにきびの原因となり、
またひりつき、赤みの原因となるので注意が必要です。
また、クリニックやエステティックサロンなどでピーリングの施術を併用して受けている場合も、
使用頻度を施設に確認したほうがいいと思います。
・スキンケア
スキンケアは化粧水、美容液、クリームなど、にきびを悪化させないものであれば継続使用可能です。
乾燥することでにきびもでやすく、また炎症が長引く可能性もあるので、スキンケアは怠ってはいけません。
ちなみに当院では、ビタミンC誘導体が主成分の化粧品をおすすめしております。
ビタミンCは、にきびの炎症を鎮静化したり、組織修復、脂腺のコントロールをしてくれるので、
使用しない手はありません。
ホームケア自体は、にきびの根本を正すものではありませんが、にきびが悪化しない、
長続きしないサポートになり、一つ一つのにきびは治りやすく、
またにきび跡になりにくくなりますので、怠らないことが肝心です。
濱野 英明 先生
テティス横濱美容皮膚科 院長
日本皮膚科学会 皮膚科専門医
日本スキンケア協会 顧問
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