2018年8月5日2023年12月11日皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア
美容&スキンケア情報「ビタミンEとお肌」
アンチエイジングに欠かせない『抗酸化物質』は、現在数多く知られるようになりました。
その代表としてビタミンCがありますが、体内でビタミンCと同時にあると相互作用が期待される物質があります。
それは
『ビタミンE(トコフェロール)』
です。
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ビタミンEの働き
ビタミンEは医薬品としても利用され、また多くの化粧品(両親媒性ビタミンE(TPNa))にも含まれるようになりました。
美容目的で使われる場合の働きは、ずばり“抗酸化”です。
ビタミンEは、細胞代謝の過程で発生するフリーラジカル(酸化の原因)を消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止、細胞を守る働きがあります。
発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生され、逆にビタミンEは酸化したビタミンCを、もとのビタミンCへ戻す働きもあるのです。
肌において脂質の酸化というと、毛穴の脂、つまり過酸化脂質が、にきびやその他肌トラブルの原因として注目されています。
化粧品などで直接ビタミンEを作用させることができるのなら、かなり有効性があると思いませんか?
そもそもビタミンEは脂溶性なので、脂腺、皮脂を中心に効果が現れやすい理由も納得です。
この他には、
・抗炎症作用
・紫外線による炎症の予防
・セラミド合成促進効果
があるようです。
もしビタミンCをスキンケアでお使いでしたら、ビタミンEも合わせて使ってみてください。
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