2018年8月5日2025年1月7日皮膚科医に学ぶ正しいスキンケア

「ビタミンEとお肌」の関係性

アンチエイジングに欠かせない『抗酸化物質』は、現在数多く知られるようになりました。

 

その代表としてビタミンCがありますが、体内でビタミンCと同時にあると相互作用が期待される物質があります。

 

それは『ビタミンE(トコフェロール)』です。

 

▶関連記事:しみに効果のある「アスコルビルエチル(ビタミンCエチル)」

 

 

 

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ビタミンEの働き

ビタミンEは医薬品としても利用され、また多くの化粧品(両親媒性ビタミンE(TPNa))にも含まれるようになりました。

 

美容目的で使われる場合の働きは、ずばり“抗酸化”です。

 

ビタミンEは、細胞代謝の過程で発生するフリーラジカル(酸化の原因)を消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止細胞を守る働きがあります。

 

 

 

発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生され、逆にビタミンEは酸化したビタミンCを、もとのビタミンCへ戻す働きもあるのです。

 

肌において脂質の酸化というと、毛穴の脂、つまり過酸化脂質が、にきびやその他肌トラブルの原因として注目されています。

 

 

化粧品などで直接ビタミンEを作用させることができるのなら、かなり有効性があると思いませんか?

 

そもそもビタミンEは脂溶性なので、脂腺、皮脂を中心に効果が現れやすい理由も納得です。

 

 

この他には、

・抗炎症作用

・紫外線による炎症の予防

・セラミド合成促進効果

があるようです。

 

▶関連記事:紫外線対策・夜のスキンケア

 

 

もしビタミンCをスキンケアでお使いでしたら、ビタミンEも合わせて使ってみてください。

 

 

 

この記事を書いた人

濱野 英明先生

濱野 英明 先生

テティス横濱美容皮膚科 院長

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

一般社団法人日本スキンケア協会 顧問

川崎市立川崎病院、慶應義塾大学病院皮膚科、稲城市立病院皮膚科、済生会横浜市南部病院皮膚科での勤務を経て、横浜の桜木町駅前に医療とエステを融合させた「テティス横濱美容皮膚科」を開設。日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本東洋医学会、日本レーザー医学会等に加盟し、最新の確かな情報を基に、安全で効果の高い美容医療を提供している。また、ミス・ユニバースやミススプラインターナショナルのビューティーキャンプ講師や審査員も務める。

 

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