指趾の先にあり、硬ケラチンからできています。爪甲は指先の皮膚に密着しており、その先端は離れています。
爪の直下にある皮膚は爪床といいます。爪の根元は皮膚に覆われており、爪根といいます。
その先端は爪母と呼ばれ、新しく爪が作られているところです。
爪の根元の乳白色の部分は半月状をしているので、爪半月といい、未完成の爪の部分です。
そのため、爪の根元は皮膚で覆われ、保護されています。この皮膚の部分を爪上皮といいます。
手の爪が伸びる速さは、成人で一日に約0.1mmといわれていますが、これは様々な条件によって微妙に変化します。
年齢では大人より子供が、性別では女性より男性の方が速く伸びるといわれています。
また、季節では気温が高い季節の方が早く、一日の中でも昼間の方が速く伸びます。これは「細胞の増殖や活性の度合いに影響される」という説からいわれるように、よく使う指や利き手の方が速く伸び、足の爪よりも手の爪の方が速く伸びます。

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