アルブチン

美白成分の一種。ハイドロキノンの糖誘導体です。糖とハイドロキノンから合成して作られ、無色の針状結晶で、水やアルコールによく溶ける性質を持っています。紫外線の影響により生成されるメラニン色素は、働き出すのにチロシナーゼという酵素が必要になります。アルブチンは、このチロシナーゼの働きを抑える作用に優れていいて、紫外線(メラニン)による色素沈着を抑制し、シミ、そばかすを防ぎます。濃度が高いと肌に刺激になることがあります。高山植物で紫外線に当たっていても、常に鮮やかな緑色植物であることから発見されました。
また、ビタミンCとの相性がよく、美白成分として同時に使うと相乗効果が期待できるとも言われています。
そのため、アルブチンを配合した美白化粧品にはとビタミンCが一緒に配合されることが多いです。

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