ローズマリー
代表的な精油の一種です。フランスやスペイン、イタリアなどが産地ですが、日本でもよく見かけ、ローズマリーの葉から抽出されています。主成分は、1.8-シネオール、カンファーなど。
ローズマリーは古くから宗教儀式や料理、感染症の予防や治療に使われており、古代ギリシャやローマではローズマリーを復活や若さの象徴、魔除け、それから記憶力を高めるために学問にも用いるなど幅広く生活に取り入れてきました。
血行促進作用、発汗作用、利尿作用もあり、収れん作用、皮脂分泌を抑制効果があります。
精神的な疲労回復にも活用され、仕事や勉強時にもオススメの精油です。香りはゆっくりと漂うミドルノート。古くから虫よけに使われてきた“樟脳”のようなすっきりした草木に似た強い香りを持っており、頭をスッキリさせます。
基礎化粧品にも使用され、特にニキビ用化粧品に使われています。ただし、ローズマリーは刺激が強いため高濃度にならないように注意が必要です。妊娠中や高血圧の方、お子様への使用も避けましょう。