調合香料

複数の香料を混ぜ合わせたものを言います。オリジナルの香りを作ることを調香といい、その専門家を調香師といいます。
化粧品や日用品は複数の香料で調香されることが多く、天然香料合成香料が単一で用いられることはあまりありません。
香水は、天然香料合成香料などをエチルアルコールまたは蒸留水で溶解し、熟成期間の後に製品化されたものをいいます。
オードパルファムやオードトワレの「オー」は水を意味し、香料の含有率が低く、オードパルファムで10~15%、オードトワレで5~10%です。持続時間もそれに比例して短くなります。
日本では、体臭が少ないため強い香りを好みません。香料を2~5%含むものをオーデコロン(ドイツのケルンで発祥→コロンに変化)がよく使用されます。化粧品に対しても無香料、無香を好む人が多いといえます。

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