合成香料

天然香料中の成分や、あるいは天然には存在しないが香料として有効な化合物を化学的に合成したものを言います。
合成香料には単離香料・純合成香料の2種類に分けることができます。
一般には、炭化水素類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、エステル類、ラクトン類、フェノール類、エーテル類、含窒素化合物類、アセタール類、シッフ塩基類などが多く使われます。
例えばエステル類のリナリルアセテートという香料を用いると、ラベンダーやベルガモットのような香りを作り出すことができます。認可されている精油は高価で、日本では医療的な効果を化粧品には求められないことから、純粋に香りを長時間楽しむためには、合成香料を使用していることがとても多いです。
そのため、安価な精油(合成香料を含む)と区別がつきにくいのが現状です。

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