真皮

皮膚の構造の中で最も厚い部分です。厚みは表皮の数倍から数十倍です。
皮膚の大部分を形成しており、肌のハリ、柔らかさ、弾力に関連しています。角質層、顆粒層、有棘層、基底層と4つの層で構成されていますが、これらの層は表皮の4層のようにはっきりとした境はありません。
また、表皮との境界は波状となっており、表皮側に突き出た部分を乳頭と呼んでいます。真皮は、メラニンを作る色素細胞、免疫に関わるランゲルハンス細胞が存在します。また、表皮を養う血管やリンパ管、神経などが分布しています。

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